3年前に企画した20号機

マザーが到着しました。
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3年前の予定通りSuperMicro H8DGiです。 時間的余裕が無かったのでなかなか組めませんでしたが、円安の影響で3年前より値段は高くなっているかも?です・・・

パッシブヒートシンク搭載のノースブリッジが2個ありますが、ここはグラボとマザボのスキマを通して冷やさないと駄目な部分なのでエアフローには注意が必要です。
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下の写真中央上の穴がE-ATXとは異なる位置にあり、SSI-EEB規格を調査してPCケースを加工しました。
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予定通り19号機からのマザー&CPU載せ替えです。
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とは言え、19号機のDIMM4枚では不足する為、同規格同容量のメモリを4枚買い足して8枚搭載32GB、まだ8スロット余ってますが、32GBあればとりあえず不満はありません。

メモリI/Fは2chですが、Socket G34 の デュアルソケットは合計4ノードでの NodeInterleaveで恐らく8ch化しますから後ほど効果を試してみます。

CPUクーラにはnoctuaのヒートシンク NH-U9DO A3 を使うのですが、noctua付属ファンには以前問題が有ったのでファンを SANYO DENKI 製の F9-PWM に変更しました。快調です。ところで自分で写真を見て気付いたのですが、 F9-PWM は Owltech が OEM 販売しているSANYO DENKI製ファンですが、SANYO DENKIオリジナルファンにはブランド名があり San Ace のはずです。しかし写真には San Cooler という文字が写っていますね・・・気になって調べたところカタログには違いに付いての記載が見当たりませんでしたが San Ace の廉価版という情報もあります・・・San Ace並みの値段で買ったので、どこがどの様に廉価版なのか凄く気になって問い合わせしましたら盆休みでした・・・盆休みが終わり回答を頂きましたが廉価版ではない様です。 San Cooler は旧名称で現在では San Ace に統一した様で少し安心しました。パッケージにはMADE IN PHILIPPINESと書いてあります。以前、高品質長寿命タイプの量産モデルを San Cooler ブランドで大々的に広告していたらしいのですが、現在では全てのモデルを San Ace に統一した様です。では量産モデル以外には何が有るかと言えば1個1万円くらいする超長寿命モデルがあります。
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完成写真を撮り忘れてしまいましたが、既に利用中です(この記事も20号機で書いています)。

次に組む21号機は、LGA2011 v3/v4 に成ると思いますが、マザーボード3種( GIGABYTE MW70-3S0 / Asus Z10PE-D8 WS / SuperMicro X10DRG-Q )のどれにするかで迷っています。X10DRG-Qで組んでみたいのですがSuperMicro純正のPCケースは腰痛に成るくらい重たいのでアルミでPCケースを自作しなければならず、迷っているうちにZenが登場しそうな気もしています。ZenはAMD最後のデュアルソケットに成るか?それとも・・・


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Tyan S5365

14号機として省電力版XEONであるSossamanを選択した際にSuperMicr X6DLPを選択したのですが、その際にもう一つの候補として考えていたTYAN S5365を今回は14号機②として1台組んでみました。

と言う事で、今回は省電力XEONマシンがコンセプトです。

TYAN S5365
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これを組んでみようと思ったキッカケは5号機用に買った玄人志向 GF-QUAD-DISP/4DVI/LPがAthlonMPではWin7で動かなかったのですが、このグラボの出来というか素性がなかなか良かったので愛着の様なものがあり他に何か良い組み合わせで組んでみようと思ったのがキッカケです。

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玄人志向 GF-QUAD-DISP/4DVI/LPの特徴は、PCIe x8、省電力、そこそこ使える性能、4画面・・・こうやってキーワードを並べてみますと、自然にTYAN S5365がベストマッチではないか?と思うようになったのです。と言いますかデュアルソケットが大前提の筆者だからこうなったのであって、必ずしも全てのケースにおいてベストマッチとは言えないと思います。

このグラボは拡張スロットがPCIe x8しかない様な激安サーバーや、ロープロファイルしか挿せない中古激安ブレードサーバなどに省電力でそこそこ何でも出来るグラフィック性能を追加出来るという優れものです。

とりあえず組み終わりWindows8.1 32Bit版が動作し、このブログも、この機体で書いています。

構成:
M/B:TYAN S5365
CPU:XEON LV 1.66GHz 2C/2T x2Socket
MEM:ECC Registerd DDR2-667 1GB x2
Slot#1:PCIe x8 玄人志向 GF-QUAD-DISP/4DVI/LP(GeForce GT730)
Slot#2:PCIe x8 Speed Dragon EU306C(USB3.0)
Slot#3:PCI 5V/32/33 -----
Slot#4:PCI 5V/32/33 ONKYO WAVIO (追加予定)
Slot#5:PCI-X 66 -----
Slot#6:PCI-X 66 Areca ARC-1120 RAID6 + Intel SSDx4

現在は適当な電源で試験運用していますが、追々ファンレス電源化などをして静音かつ、そこそこ高音質なPCに仕上げてゆこうと思います。

単純計算で最大負荷時の消費電力でも150W以下(おそらく100W程度)ではないかと思われます。後ほど計測してみます。

主要パーツの消費電力:(カタログスペック上の最大値)
CPU:12V 31W(15W) ×2個
GPU:12V 25.1W/3.3V 9.9W
MEM:6W ×2個(メモリ用VRMの一次側電圧未調査)
RAID:12V 0.72W/5V 5.5W/3.3V 4.75W
SSD:5V 0.2W ×4個
NorthBridge:10W(VRMの一次側電圧未調査)
SouthBridge:3.9W(VRMの一次側電圧未調査)
USB3.0 Chip:12V 0.75W/3.3V 0.3W
USB3.0 Device:5V 4.5W ×4個
USB2.0 Device:5V 2.5W ×4個
NIC:3.43W(VRMの一次側電圧未調査)
各電圧合計(W):12V 88.47W/5V 34.30W/3.3V 15.05W/電圧不明 29.33W
各電圧合計(A):12V 7.37A5V 6.86A3.3V 4.56A電圧不明 29.33W
総合計:167.15W

PicoPSU-160-XTは各電圧が最大8Aで合計162Wです。総電力が若干オーバーしていますが、これはUSB機器を全ポートに接続して、かつUSB機器が最大電力を消費した場合ですので、実際にはあり得ませんから問題ないのですが、VRMの一次側を未だ調べていないメモリ/ノース/サウス/NICが少し気になります。これらが全て5Vだったら大丈夫ですが12Vだったら最大負荷で少し不足(但しPeakが15Aなので瞬間的なものならOK)で、3.3Vだったらアウトです。まぁ、3.3Vって事は無いと思いますが・・・目視で一次側の電解コンデンサを見ましたら16V耐圧でしたのでメモリ/ノース/NICはたぶんVRM一次側が12Vだと思います・・・とすると最大負荷で1.8Aほどオーバーします・・・PicoPSU-160-XTは12Vを主電源のON/OFFに併せてMOSFETでON/OFFしてるだけ(DC-DCコンバートをしている訳ではない)ですので単純にMOSFETを似た特性で出力が10A以上の物に張り替えるだけでOKかもしれません。もしくはCPU用の4/8Pin-12Vだけ別途ON/OFF連動する経路を自作するか、或はCPUを15W品のULV版に交換すれば大丈夫です、というか今使ってるのはULV版じゃないか?と思うのですが見分け方が判りません。やはり後ほど負荷をかけて実測してみます。

TigerMPX の 64Bit-PCI スロットで起きる相性問題の原因らしきもの・・・

TigerMPX の 64Bit/66MHz-PCI スロットで起きる相性問題の原因らしきもの、たぶん原因が判りました。

どの様な相性問題かというと、64Bit/66MHzスロットで一応動作はしてもリブートやリセットが効かなくなってしまうPCIカードがあるのです。しかし32Bit/33MHzスロット側に挿した場合は問題ありません。

リブートやリセットと言えば、恐らくリセット信号だろうと思いマザーボード基板裏を眺めてみましたら、5V信号であるはずのPCIスロットと3.3V信号であるはずの64Bit/66MHzスロットのリセット信号線が直結されていましたOrz

つまり、本来3.3VccのCMOS回路用信号線に5VccのTTL回路用信号電圧を掛けている為、HiとLoが正しく認識できずにリセットがかからないのだと思います。
 
sanwaの電圧計プローブをユニバーサルPCIカードに半田付けして電圧測定してみました。
TigerMPX-RST00.png
訂正:
当初、電圧測定用に付けた抵抗2KΩをGNDではなく間違って3.3Vauxに取り付けて計測してましたOrz、ちゃんとGNDに取り付けて計測しましたら4.4V来ていたので、やはり信号電圧を下げなければいけないのは確かです。というか、TigerMPXの64Bit/66MHzスロットはRST#以外にも規格外の5V信号が直結されている様です。

Lo状態で0.5Vくらい有るのかと予想していたのですが、実際は0.13Vまで下がっていました。これで何故リセットが効かないのでしょう?
といいますか、多くのPCIカードは、ちゃんとリセットされますので、これはもうホントに相性って言われてるものなんだと思いますが・・・

とりあえずHiの時の電圧が高すぎるので下げてみようと思います。Vol(出力側のLo電圧)は最大0.1Vとなっているところ0.13Vが出力されていますから、これも合わせて少し下げる必要があるのかもしれません。とは言えVil(入力側のLo電圧)は0.3V以下でLoを感知出来なければいけないところ0.13Vでリセット出来ていません。つまりマザーとPCIカードの両方が規格ギリギリの所で正しく動作していないのだと思われます。

そこで当初はダイオードで降圧しようと考えましたが、分圧した方が波形がそのまま電圧だけ下げられるので良いかも?と思い下記のような回路を組み込んでみようと思います。計算上は12:5の抵抗値でHi側の4.4Vが1.3V(規格上は0.9V以上)に下がり、Lo側の0.13Vは0.04Vに下がるハズです。下記の抵抗値ならリーク電流は26μAでたぶん規格範囲内です。それで動かなかったら下図の120KΩをダイオードに替えてLo側を完全にOFFにしてみようと思います。もちろん32Bit/33MHz(5V)スロットにはこれでは低すぎるので64Bit/66MHz(3.3V)スロット側だけやってみます。
TigerMPX-RST改3

ですが入手性の問題から、抵抗値を若干変更です。とは言え、これで計算上はHi側1.4V、Lo側0.04V、リーク電流30μAで上記の計画#3とほぼ同じです。
TigerMPX-RST改4

試した結果、分圧してLo側(RST#信号はActiveLow)を0.04Vまで下げただけではリセットが掛かりませんでした。
そこでさらに分圧抵抗というかプルダウン抵抗を20KΩまで下げて、Hiを0.7Vに、Loを0.02Vまで下げましたが、それでも駄目でした。

方針を変えて、上図の分圧抵抗の100KΩ側をダイオードに変更してLo側を0.0005V(0.5mV)まで下げましたが、それでもリセットが掛かりません・・・
IMG00508.jpg
※JIS 1608 サイズのチップ部品を手作業でPCI信号線上に半田付けするのは肉眼で限界ぎりぎりです。これ以上小さい部品は肉眼では難しいと思います。

試しにダイオードを電磁式のリレーに変更して完全にRST#信号線を物理断線しプルダウン抵抗だけにしたところ2回に1回くらいはリセットが掛かる様になりました・・・しかし、これでは不恰好ですし物理的なスイッチからスイッチノイズが発生して悪影響が有るかも知れませんし、それに確実にリセットされる訳でもありません。RST#はPCI規格にトーテムポール出力(別名:プッシュプル出力)と書いてありましたのでダイオードと組み合わせるプルダウン抵抗を47KΩではなく、もう少し下げる必要があるかもしれません。しかし下げ過ぎるとリーク電流が増大してRST#信号を出力しているチップに負荷が掛かってしまいそうですから、少し下げても駄目なら、また別の手段を考えてみます。

ダイオードを変更しLo入力で測定上は0Vまで下がる整流ダイオードにしてプルダウン抵抗を200Ωまで下げてみましたら、完全にはリセットが掛からないものの部分的にはリセットされている事が確認できました。問題が起きるAreca ARC-1120はリセットが掛かるとボード上のLEDがいったん消えてから点滅しメモリチェックを開始しますが、リセットに同期してボード上のLEDがいったん消えて点滅するところまでは行きましたがメモリチェックが始まりません・・・RST#は本来トーテムポールなのでLoの時に電圧下げてプルダウン抵抗にするだけじゃなく、寄生容量・残存容量をキッチリ積極的に吸い出してGNDに落とさないといけないのかもしれません。もしくは信号電圧が4.4Vなのでラッチアップが起きているのかもしれません・・・RST#以外の信号線も5Vなのかも?と少々心配になって配線を調べましたらPME#が同様に5Vスロットと3.3Vスロット直結でした・・・大丈夫かなぁ?

ところで、TigerMPXにはAGP x4スロットが有ります。つまりAGP2.0世代で信号電圧は1.5Vのハズです。AGPはPCIの派生ですから基本動作はPCIと同じハズでA7番ピンがRST#信号線です。こいつの電圧を測定してみましたらHi側が3.3VでLo側が0.013V(13mV)でした、そこで試しにこれを直結してみましたが、それでも駄目でした。AGP2.0のリセット信号ならと淡い期待もあっさり打ち砕かれ、上記同様にリセット時にボード上のLED点滅は確認できましたがメモリチェックは始まってくれません・・・

PCIデバイスにリセットが掛かってないと言い切れる理由は、Areca ARC-1120もリセットが掛からないデバイスの一つですが、こいつにARC-1009 LCDユニットを取り付けると、カードの状態がハッキリ判るからです。リセットが掛かるとカード上のメモリチェックを行い次いでカード上のKernelが起動するのですが、その状態が随時LCDユニットに英語テキスト表示される為、ARC-1120の状態がハッキリ判るのです。

参考までに、このリセットされないARC-1120はPCI-X133仕様ですがユニバーサルでPCIスロットなら本来どこに挿しても動作する品で、TigerMPXの32Bit/33MHzスロット側なら正常にリセットされます。TigerMPXの64Bit/66MHzスロットに挿した時だけリセットされないのです。しかも、リセット以外はTigerMPXの64Bit/66MHzで正常動作しWindows7を入れても普通に軽快に動き、シャットダウンも問題無く出来るのです。

RST#のTTL5V信号をCMOS3.3V信号(トーテムポール出力)に変換する

分圧やダイオード降圧で信号電圧を下げただけではリセットされないのですから、本来あるべき3.3VスロットのRST#信号としての正しい実装に可能な限り近づけてみたいと思います。その条件は3.3V信号(Hiが0.6V程度、Loが0.1V以下)で、かつトーテムポール出力にする事だと思います。

しかし、トーテムポール回路をTigerMPXのマザーボード裏側を加工して直接組み込むのは難しそうです。そこで案を二つ考えました。

トーテムポール実装案1:
 フレキシブル感光基板とチップ部品を使って 20mm × 10mm 程度の面積上に回路を作成する。

トーテムポール実装案2:
 ユニバーサルPCI基板(販売終了品、現在は入手困難ですが予備を購入してあったので手元に在庫あり)を使い、マザーボード側は32Bit/33MHzスロット1本を信号電圧変換専用スロットとして利用する。
 RST#端子を入力にして、出力はPCIスロットのB14ピンに使われていないRESERVEDピンがありますので、そこを使って3.3Vスロット側のRST#に接続する加工をしておきます。このスロットは他の用途で使えなくなってしまうのですが、PCIカード1枚ぶんの実装面積が有るので色んな回路を試行錯誤してみるのには適していると思います。

とりあえず案2で色々試した後に、動作確認が出来てから案1も検討してみようと思います。

ロジックICを使ってみるか?
 RST#以外にも5V信号を直結しているピンがいくつかありますから、判る範囲で調査して、その信号を全て汎用ロジックIC経由で電圧変換してみようかと考えています。
 とは言え、RST#やINT#ならまだしも他の信号はクロック同期が基本ですからタイミングがズレてしまうのでは困ります・・・ロジアナ買わないと駄目かな・・・

ちょうど良さけな汎用ロジックICがありました。
 TOSHIBA TC7SZ125F
 入力トレラント機能付き3.3Vcc対応の3ステートバッファ、サイズが2mm×3mm程度の超小型、1入力1出力の5ピン品なので、とりあえずRST#信号だけならという事でPCIスロット裏側のRST#ピンかGNDあたりに直接ハンダ付けして他の配線をジャンパ線でつないでみようと思います。
 ちょうど良い場所にGNDと3.3V(バックアップコンデンサの足)が有りましたので、これを電源にして配線してみました。
IMG00519.jpg
 結果・・・駄目でしたOrz

 電圧はHiが3.3VでLoは0Vまで下がっていますがリセット掛かりません、プルダウン抵抗200Ωを取り付けましたらARC-1120のLEDが消えるところまでいきましたがメモリチェックが開始されません・・・
 RST#以外の信号線に5V信号が印加されている事でラッチアップが起きリセットが掛からないのではないか?と予想してみます。けど電磁式リレーではリセット掛かりましたから・・・Lo信号をハイインピーダンスにしたら良いのか?ちゃんとするには全ての信号電圧を調べて3.3Vをわずかでも超えている信号線を特定するところからやり直す必要がありそうですね。もしくは信号用の電源電圧を5Vに上げちゃうか・・・つまり5V仕様の32bit/33MHzのPCIスロットと同じ電圧を掛けてみたらどうか?と・・・

玄人志向 GF-QUAD-DISP/4DVI/LP は TigerMPX で動くか?


玄人志向が、また謎のパーツ(しかし筆者のハートを鷲掴みに)を出してくれていました。

注意:このレポートは普通の使い方ではありませんから、普通に使いたい方には全く参考になりません。ご注意下さい。
当初は、おそらく為替や株の取引、或いは映像画像コンテンツ制作等で多画面を使いたい人向けに、安価で省電力というベクトル持った人向けじゃないかと思っていました。しかし想像以上にパワフルかつ想像以上にコンパクトで低消費電力でした。よく出来ています。

玄人志向 GF-QUAD-DISP/4DVI/LP
gf-quad-disp_4dvi_lp_s.jpg


基板自体は、この様にもの凄くコンパクトです。
IMG0000000.jpg
PCIe x8です。つまりカード本体はPCIe x16スロットよりも短く、ファンが出っ張っています。基板だけ見ると Nintendo DS より小さく、クレジットカードより若干大きい程度ですので、普段ハイエンドグラボばかり扱っている筆者からすると驚愕のコンパクトさです。

付属ケーブルのコネクタにはディスプレイ番号が刻印されているので便利です。
IMG00501.jpg

このパーツ、何が良いかといえば、謎が多い事とデジタル4画面で、かつ省電力LowProfileでPCIe x8です。

同じ条件を満たす製品は他に有りません過去に有りましたが類似の製品としては NVIDIA NVS 510AMD FirePRO W4100Matrox M9148 他に Matrox C420 LP が有ります。 Matrox C420 LP はGPUがAMD製なので FirePro W4100 のOEMカスタム品(つまりMatroxのコンパネが使えるFirePro)的な物かもしれません。他にも過去にはNVS 420Matrox QID LPなどが有りますが類似品の詳細は割愛します。※これらの類似品はDisplayPortを使ってスマートに4画面仕様、NVS 510などは4Kディスプレイの4画面対応という豪華仕様ですから筆者もこのスタイルが嬉しいのですが・・・

ではなぜ玄人志向のGF-QUAD-DISP/4DVI/LPを選んだかと言えば、
1:謎が多い
2:PCIe x8
の2点に尽きます。

と言いますか、PCIe x8 に付いては簡単な改造で対応出来ますから大きな問題ではないのですが、とは言え、PCIe x8 のグラボを製品化してくれたというだけで嬉しいので勢いで買ってしまったとも言えます(笑) PCI-X のグラボがMatrox Parheliaくらいしか無かったので何枚も買ってしまったのと同じ気分です。つまりサーバー系のマザーに優しい製品と言えます。

で、本題の謎の部分ですが・・・

GEFORCE GT 730 で4画面・・・なんですか?この謎のGPUは?
Wikipedia日本語版にはGT 730の記載がありません(2015/1/8現在)。
NVIDIAのHPには3種類あると書かれていますが、どれも本来の仕様は3画面ですよ?
コアクロック901MHz、ビデオメモリDDR3ですからスペック的に恐らくCUDAコア384、消費電力23Wの物だと思うのですが玄人志向のHPにはCUDAコア数と消費電力の記載がありません。とりあえず23Wだと想定して先に進みます。

恐らく GT 630 のリネーム品で、その中でも GK208 版というのが濃厚じゃないでしょうか?

この想定される23W仕様は3種類あるGT 730の中では最も省電力ですが、補助電源無し仕様なので23Wの電力は全てマザー側から供給される事を前提にしており、TigerMPXの64Bit-PCIスロットに挿すには下駄を履かせる必要がありますから、下図の電源仕様から推測するとPCIスロットに挿した下駄からの給電では不足します。そこで以前同様の改造下駄が必要です。
PCIPCIEPOWER.png
上図の様にx8仕様の12V-Powerは12V x 2.1A = 25.1W で23W品なら本来は問題無く動く訳ですが、下駄経由でPCIスロットに挿すと 12V x 500mA = 6W では不足します・・・5V x 5A を昇圧すれば損失込みでもギリギリいけそうですが昇圧回路付きの下駄にはお目にかかっていませんから改造下駄を用意します。

組み上げて動作確認して見ました・・・

Windows 2000
  -> 対応ドライバが無い。
    XPドライバを元に改造すれば動くか?

Windows XP
  -> 340.52 と 347.09 が使えました。
   KB270715対策をしています。PCIeでも発生する様です。
    nViewを入れて設定すればマルチモニタで問題無く使えます。
  5号機XP-GeForceGT730
 動いたベンチ
  3DMark03:11169 描画正常
  3DMark06:スコア不明 描画正常
  CINEBENCH 9.5:OpenGLで描画が崩れる。CPU計測は正常。
  CINEBENCH 10:OpenGLで描画が崩れる。CPU計測は正常。
  FFXIベンチ:H2375 描画正常
  5号機XP-GeForceGT730-3DMark03
  ※NICをDisableにしてるので3DMark06の結果は不明です。

Windows 7
  -> 付属CD-ROMのドライバも含め試しましたが、ドライバのインストール中にエラーが出てドライバが入りません。対処方法不明。イベントビューワでエラー発生状況を調べるとメモリアクセス関連の様ですからnVidiaドライバのリリースノートに記載されていたKB270715がWin7でも既知の問題として残っているのかもしれません。しかしKB270715の対策をしても駄目でしたのでWin7では別の方法にしないといけないのかもしれません。
 5号機W7-GeForceGT730

 この問題は恐らくK7に起因すると思うので・・・というかアドレス拡張が原因なら現在3GB搭載してるメモリを2GBに減らしてOSのクリーンインストールからやり直してみるという手も有りそうです。

 グラボをGeForce GTS250Gに変えて、ドライバをどこまで遡れば正常動作するか探ってみました。

 295.73 正常
 301.42 正常
 306.23 インストール完了、NVIDIAコントロールパネルが起動しない
 310.70 インストール完了、デスクトップウインドウマネージャ停止
 320.18 インストール完了、デスクトップウインドウマネージャ停止
 320.49 インストール完了、デスクトップウインドウマネージャ停止
 327.23 インストールエラーで入らない
 327.50 インストールエラーで入らない
 340.52 インストールエラーで入らない
 347.09 インストールエラーで入らない
 
 306.23 以降で動作不良が起きる様ですが、これは初のWin8正式対応版ですから、この時点でP3やK7が捨てられたのでしょう。しかし何か対策が有るかもしれませんね・・・

 逆に正常に動作したのが 301.42 までですが、これが偶然GeForce GT 630(GF108版)に対応した初のドライバで、この時点ではKepler世代のGK208を搭載したGT630には未対応と思います。つまり、K7 + Win7/8 に対策無しで対応出来るのはFermi世代までという事に成りそうですね・・・対策が有ればの話ですが・・・XPでは全く同じハード構成で動作するのですから、何らかの対策がある!といいな・・・
 

3Com NIC Driver for Windows7 を探せ!

2015年元旦追記:
 突然WindowsUpdate(Windows7)で3Com製NICドライバの更新版が提供開始です・・・

Windows7が出た当初は3Com製NICドライバが用意されてないという絶望感がありましたが、前回の記事でチラッと書きました通りこちらにありました。

https://h10145.www1.hp.com/downloads/SoftwareReleases.aspx?ProductNumber=JF003A

↑のページにあります NIC-3c90x1-JF003A5.4vx09.20.01 というファイルのPostedDateが2012年になっていましたので試してみたら当りでした。

3Comドライバインストール

ちゃんと動いてます。
プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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