壁(プレッシャー)の存在 Ⅱ

前回、容量の壁に付いてマトメましたが、今回は2TB以下のBigDriveへのOSインストールまでの壁への対応手順をまとめてみました。

※間違っている部分もあるかもしれませんので、発見した方はコメント下さい。
※レイアウトの都合上、携帯では見辛いと思いマス。

① まずBigDrive(137GB以上のHDD/SSD)を挿してみる
  → BIOSで認識不良があるなら②
  → 正常認識なら⑤

② 最新BIOSを探してみる
  → 更新版が無いなら③
  → 更新版をUP出来たら①

BIOS Patcher などのMODツールを試す
  → 成功したら①
  → 失敗したら④
  → MODは嫌or怖い④

④ 下記のどれか
  → 相性問題を疑ってみるなら別のHDD/SSDで①
  → 認識不良があっても、とにかくOS起動まではもっていけるBIOSを探して⑤
  → BigDrive対応のSATA/IDE/RAIDカードを挿して⑤
  → SCSI接続(含:IDEドライブ ⇔ SCSIホスト 変換)にして⑥
  → BigDriveは諦める(終了)

⑤ インストールするOSを決める
  → XP-SP1以降のNT系OSは⑥
  → 上記以前のNT系OSは下記のBigDrive対応デバイスドライバを調達して⑥
    ・ 各チップセットメーカが公開しているドライバ
    ・ Universal ATA driver
  → 9x系OSは98SE以降のFDISKや市販パーティションツールなどを調達して⑥
  → その他のOSまで書くと一冊の本になりますので割愛させて頂きます。

⑥ 起動パーティションを決め、他はデータドライブにする
  
  ※拡張カード経由でHDD/SSDを接続している場合でもマザーのBIOSに
   搭載されたブートローダ次第では起動パーティションの位置とサイズ
   を制限する必要が有ります。
  

  → BIOSのブートローダがLBA非対応の場合(概ね1997年以前のBIOS)
    先頭から500MB以下の起動パーティションを切って⑦
  → BIOSのブートローダが拡張INT13非対応の場合(概ね1999年以前のBIOS)
    先頭から8GB以下の起動パーティションを切って⑦
  → BIOSのブートローダがBigDrive非対応の場合(概ね2002年以前のBIOS)
    先頭から128GB以下の起動パーティションを切って⑦
  → BigDrive完全対応BIOSの場合
    全域又は好きな容量の起動パーティションを切って⑦

⑦ OSのインストール
  → 途中で停止orBSODなら②
  → WindowsVista以降はACPI-2.0対応BIOSが必須です、非対応の場合②
  → Windows7 はインストーラのブートセクタが大きい為、インストーラが起動出来な
    い事がありますので、その場合は⑧
  → 問題なし(おめでとうございます)

⑧ インストーラが起動出来ない場合のWindows7のインストール方法
  方法1:
    Windows XP/VistaをインストールしてOS起動後にWindows7の
    インストールディスクを入れて指示に従う
  方法2:
    WindowsPE2.0のブートコードでインストールディスクを作る。
    (具体的な方法は割愛させて頂きます。詳しくは別途調査下さい)

※間違っている部分もあるかもしれませんので、発見した方はコメント下さい。
 
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壁(プレッシャー)の存在

壁を乗り越える、

壁を打ち砕く、

そして漢は強くなる。

・・・


なんて、ちょっとネタが違うかもw

デュアルソケットワールド的な壁の存在は、まぁ、未だに色々ありますが、その一つにストレージ容量に対する壁の存在が有ります。

そこで、ATX586に限らず、DOS/V互換機(特に比較的古いモノ)で直面する容量の壁に付いてまとめてみました。
間違っている部分もあるかもしれませんので、発見した方はコメント下さい。

レイアウトの都合上、携帯では見辛いと思いマス。

☆ 504MBの壁/528MBの壁-------------------------
  ■パーティションの壁
    ■ブートローダの問題
      → BIOS更新(メーカ提供、又はBIOS Patcher等)で対応可
      下記のINT13と同様の理由で壁を越える位置からのOS起動が出来ない

      ※オリジナルのATX586では、これが存在した為にブートセクタを500MB
       以下の位置に配置しなければOS起動が出来ませんでした。
       筆者所有のATX586では、この問題は既に解決済みです。
  ■ストレージの壁
    ■INT13の問題
      → LBA対応BIOSへ更新(メーカ提供、又はBIOS Patcher等)で対応可
      下記の仕様の差異により問題が発生しました。
      INT13仕様 1,024(シリンダ)×255(ヘッダ)×63(セクタ)
      IDE仕様 65,536(シリンダ)×16(ヘッダ)×256(セクタ)
      利用制限 1,024(シリンダ)×16(ヘッダ)×63(セクタ)×512(セクタサイズ)
                              =528,482,304(Byte)
    ■BIOS-POST中の容量認識問題
      → BIOS更新(メーカ提供、又はBIOS Patcher等)で対応可
      INT13と同様の理由でBIOSの途中で停止、或いは認識不良が起きる

☆ 2GBの壁-------------------------
  ■ファイルサイズの壁
    ■FAT16の仕様上の最大ファイルサイズ
      → 他の形式で再フォーマットする以外に対処方法無し
    ■32Bitアプリ問題
      32Bitアプリでは符号付Int(31Bit整数+符号1Bit)が採用されている事が
      多く、その上限が2GB。これを超えた場合、未テストのバグに予期せず遭遇
      してデータ化けや各種異常が発生する事が有る。
      ※筆者はDVD製作関連やデータベース関連で何度も痛い目に遭った
  ■パーティションの壁
    ■FAT16の仕様上の最大パーティション容量
      → 他の形式で再フォーマットする以外に対処方法無し
    ■WindowsNT4.0初期のインストーラが作成出来るパーテションの最大容量
      →別の手段で作成済みのパーティションへのインストールでは問題無い
    ■ブートローダのバグ(BIOSのバグ)
      → BIOS更新(メーカ提供、又はBIOS Patcher等)で対応可
      下記INT13バグ同様の理由で、この壁を越える位置からのOS起動が出来ない
  ■ストレージの壁
    ■INT13バグ(BIOSのバグ)
      → BIOS更新(メーカ提供、又はBIOS Patcher等)で対応可
      BIOS上限 4,096(シリンダ)×255(ヘッダ)×63(セクタ)
      IDE仕様 65,536(シリンダ)×16(ヘッダ)×256(セクタ)
      利用制限 4,096(シリンダ)×16(ヘッダ)×63(セクタ)×512(セクタサイズ)
                            =2,113,929,216(Byte)
    ■BIOS-POST中の容量認識問題
      → BIOS更新(メーカ提供、又はBIOS Patcher等)で対応可
      INT13と同様の理由でBIOSの途中で停止、或いは認識不良が起きる

☆ 4GBの壁-------------------------
  ■ファイルサイズの壁
    ■FAT32の仕様上の最大ファイルサイズ
      →他の形式で再フォーマットする以外に対処方法無し
  ■パーティションの壁
    ■ブートローダのバグ(BIOSのバグ)
      →未確認情報、恐らくBIOS更新(メーカ提供又はBIOS Patcher等)で対応可
  ■ストレージの壁
    ■BIOS のバグ
      →未確認情報、恐らくBIOS更新(メーカ提供又はBIOS Patcher等)で対応可

☆ 8GBの壁/7.8GBの壁-------------------------
  ■パーティションの壁
    ■ブートローダの仕様
      → BIOS更新(メーカ提供、又はBIOS Patcher等)で対応可
      下記INT13と同様の理由で壁を越える位置からのOS起動が出来ない
  ■ストレージの壁
    ■Windows95OSR2.1までの付属FDISKの仕様
      → Windows95OSR2.5又はそれ以降のOS付属FDISKで対応可
    ■INT13の仕様
      → 拡張INT13に対応したBIOSに更新する事で対応可
      INT13仕様 1,024(シリンダ)×255(ヘッダ)×63(セクタ)
      利用制限 1,024(シリンダ)×255(ヘッダ)×63(セクタ)×512(セクタサイズ)
                           =8,422,686,720(Byte)
    ■BIOS-POST中の容量認識問題
      → BIOS更新(メーカ提供、又はBIOS Patcher等)で対応可
      INT13と同様の理由でBIOSの途中で停止、或いは認識不良が起きる

☆ 32GBの壁-------------------------
  ■パーティションの壁
    ■Windows2000/XPでフォーマット出来るFAT32の政治的或いは
                       マーケティング上の制限
  ■ストレージの壁
    ■Award BIOS 4.5xのバグ
      → BIOS更新(メーカ提供、又はBIOS Patcher等)で対応可

      ※オリジナルのATX586には、これが存在した為に40GB以上のHDDを
       認識せずBIOSの途中で停止しました。
       同様に比較的普及率の高かった ASUS TX97-X でも同じ問題が
       発生します。
       筆者所有のATX586では、この問題は既に解決済みです。

☆ 64GBの壁-------------------------
  ■ストレージの壁
    ■Windows98(SE以前)付属FDISKのバグ
      → マイクロソフトが修正版を提供
    ■BIOS のバグ
      → 未確認情報、恐らくBIOS更新(メーカ提供又はBIOS Patcher等)で対応可

★ 128GBの壁/137GBの壁-------------------------
  ■パーティションの壁
    ■LBA-28対応ブートローダの仕様
     → LBA-48(BigDrive)に対応したBIOSに更新する事で対応可
     BigDrive非対応BIOSとBigDrive対応済み拡張カードの組合せなどで
     壁を越える位置からのOS起動が出来ないなど。
  ■ストレージの壁
    ■LBA-28の仕様
     → LBA-48(BigDrive)に対応したBIOSに更新する事で対応可
     BIOSの途中で停止、或いは認識不良が起きる
     LBAが当初28Bitで策定された根拠はIDE仕様からきている
     IDE仕様 65,536(シリンダ)×16(ヘッダ)×256(セクタ)
     利用制限 65,536(シリンダ)×16(ヘッダ)×256(セクタ)×512(セクタサイズ)
                         =137,438,953,472(Byte)
    ■Windows98(SE以前)のFDISKの仕様
    ■Windows2000(SP3以前)のIDEドライバの仕様
    ■WindowsXP(SP1以前)のIDEドライバの仕様
    ■チップセット仕様、2002年以前に製造されたチップセット/コントローラ
     では対応不可な事がある。
      → LBA-48(BigDrive)対応の拡張I/Fカードを増設
      → 非公式デバイスドライバで対応可能なチップセットも有る
      ※筆者所有のATX586には、潜在的にこの問題が有り、非公式ドライバで
       対応する必要がありそうです。(現在は32GBのSSDなので問題無し)

★ 2TBの壁-------------------------
  ■パーティションの壁
    ■FAT32の仕様上の理論最大容量
    ■32BitのWindowsが起動パーティションとして扱える最大容量
    ■WindowsXP64Bitが起動パーティションとして扱える最大容量
    ■DOS/V互換のBIOSが起動用に扱える最大容量
  ■ストレージの壁
    ■LBA-32(LinuxやSCSIで採用された方式)の仕様上の最大容量
      → LBA-48対応ドライバ等に変更する事で対応可
    ■MBR(Master Boot Record)の仕様上の最大容量
      → GPT形式のパーティション管理に切り替える事で対応可
    ■iSCSIターゲットの最大容量(未確認)

  ※2TB超の容量を扱う場合パーティション管理方式がMBRからGPTに変わります。
   一般的なDOS/V互換のBIOSではGPTで管理されたパーティションからの起動に
   対応していませんので、EFI(Extensible Firmware Interface)と言う
   DOSVとは非互換のFirmwareを搭載したマザーボード(Itanium/IntelMac/今後
   発売されるEFI搭載x86-64マザー)が必要です。
   一般的なDOS/V互換機でもLBA-48に対応したBIOSと、GPT対応のOSとの組合せ
   であればデータドライブとして2GBを超えたGPTを扱う事ができます。
  ※但しセクタサイズ512以上の特殊な設定で2TBを超える事も可です。
   この場合、BIOSやパーティションソフトやOSその他のソフトが512以外
   のセクタサイズに対応している必要が有ります。

★ 16TBの壁-------------------------
  ■ファイルサイズの壁
    ■NTFSの実装上の最大値、理論値の最大はエクサバイト級

★ 256TBの壁-------------------------
  ■パーティションの壁
    ■NTFSの実装上の最大値、理論値の最大ははかりしれない

★ 144PBの壁-------------------------
  ■ストレージの壁
    ■LBA-48(BigDrive)の上限 2の48乗≒144PB

※冒頭でも書きましたが、未だ間違いが残っているかもしれません。
 間違いを見つけた方はコメントを頂ければと思います。
プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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