兆芯の謎

兆芯のx86ラインナップから推測出来る事は、

 ZX-A ≒ VIA nano X2 ( Isaiah/CNQ 40nm ) SSE4.1
 ZX-C ≒ VIA QuadCore-E ( IsaiahII/CNR 28nm ) AVX2

と思われますが、判らないのはKX-5000 シリーズ と KH-20000 シリーズです。
VIA Isaiah II をベースにチップセットを統合したSoCだと思っていたのですが、拡張命令がAVX2からAVXに先祖帰りしているので、もしかしたら兆芯オリジナルコア!?という変な期待感が・・・
この両シリーズは恐らく同じダイでKXとKHの違いはグラフィックとECCをそれぞれ有効/無効にしている事ではないかと思いますが確証は有りません。

IsaiahII は筆者の計測結果からFMAではない128bit演算機を2基 ( FADD と FMUL ) 搭載していると思われますので AVX2 をエミュレートしても互換性のみでSSE4からの速度向上は無く、かつFMA3エミュレートには対応していない為にHaswell以降との互換性が中途半端になりますからAVXにあえて先祖帰りさせたのかもしれません。が、単純なチップセット統合だけではない(AVX以外にもキャッシュ容量が増量しているなど)違いが有ります。キャッシュが8MB有りますからSuperPIはそこそこ高速に動作するハズで、今年登場する予定の16nm 3GHz 8コア品は結構遊べるコアに成る可能性があり、これをデュアルBGAで搭載した16コア品が有ればSoCなので必然的にNUMAになるはずで、手に入れてみたいです。
 
 
 
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中華帝国

『眠れる獅子』と云われ筆者が子供の頃は人民服を着た労働者が自転車で通勤ラッシュと公園の広場で太極拳といった牧歌的というか二胡・馬頭琴的光景が記憶にありましたが、米国や日本が大規模に投資と貿易を続けた結果、眠れる獅子というより眠れる吸血鬼が血を吸って目覚める如くの様相で、獅子より頭が良さそうです。昔の自転車は電動バイクや車に変わりバスの様な公共交通も整備されています。

日銀はアベノミクスで日本円を大量に発行しましたが、その行き先は日本の庶民ではなくユニクロの様に大陸に大規模工場を抱える日系企業の特定の数社だけの株に的を絞って外資ファンドから株を買ったというのが実態の様で、実質的に 【 アベノミクス = 外資ファンドの利益 】 という等式になり、国内のデフレには全く効果が無く、吸血鬼に血を吸わせただけだった様です。それを意図した確信犯だったのでしょうか!?

筆者は、昨年と一昨年、仕事の関係で上海と周辺都市を訪れ、いくつかの電子部品工場を視察してきました。

子供の頃から中華料理には親しんできましたので東南アジア諸国とくらべると料理が美味しかったという余談はおいておくとして、電子部品工場の生産現場は事前に聞いていたより荒れているというか社会主義的なノルマさえこなせば良い、どうやってノルマの範囲でサボるかばかり考えているという雰囲気が漂う低質な光景と、それとは対照的にモチベーションが高い少数の技術者と管理層の人々という構図が、どこの現場にもありました。

今は未だ世界の工場ですが、数年のうちに世界の頭脳と言える地位を獲得しそうな可能性を垣間見て鳥肌です。

例えば一例として上海に拠点を置く兆芯はVIA系x86-64サプライヤですが、VIAが今まで手をつけられなかったエンタープライズサーバ方面への本格的な進出を目論んでいる様で、ECC に対応した8コア品 KH-20000 を昨年末にローンチしています。このCPUはノースを統合して HFCBGA という独自形状のBGAを採用していますので、概ね対抗馬としては Intel Avoton (2013年 22nm 8Core 2.4GHz 4M-L2 20W) と性能的に拮抗しそうで、Intel Denverton (2017年 14nm 16Core 2.1GHz 16M-L2 32W) には及びませんが、この市場を大陸を中心として食ってゆく目論見だと思われ、近々 Denverton 対抗品(とは明言していませんがスペック的にはそうなっている)を出す計画が有ります。大陸を中心としていると言う根拠は英語ページがローンチから半年以上経過しても用意されていない為です。国策企業かもしれません。というか、上海周辺の工業地域は全面的に国策企業です。でなければ世界の工場たり得ませんから・・・

日本は昔、護送船団方式により成長しましたが、大陸は今、たぶんそれをしています。今の日本は政策に対してマスコミが足を引っ張り経済成長を阻害していますが大陸には政策の足を引っ張るマスコミが無く、逆にマスコミを政府がコントロール、加えて米国の圧力にも屈せず対抗するのでプラザ合意やBIS規制やプライマリーバランス黒字化の様な日本の成長を阻害し景気を悪くしてきた政策を誰かに強要される必要が無いのですから、日本の様に経済成長が終わる要因が今のところ無いのです。

たぶん、日米欧が何も変えなければ、早ければ数年のうちに中華帝国が完全復活し、眠れる獅子は目覚めるでしょうね。集金ペイ続投がその第1章です。

日本が今すべきは政府による大規模な公共投資や技術投資や各種優遇政策を国債で実施し、その国債を日銀が買い取る事で、逆に言えば大陸はそれによって今も成長を続けています。これは経済大国のみが実施可能な政策で、たぶん、米国・日本・ドイツ・英国あたりも実施可能です。事実、日本も過去にそれをして成長していた時期が有りましたがマスコミが叩いて潰してしまいました。

PEZYを叩いて潰したのは誰なんでしょうね・・・
こういった企業こそ国策的にじゃんじゃんじゃぶじゃぶ国が投資してゆくのが日本の成長になる訳で、スパコンなのに数億規模の助成金の誤差で東京地検特捜部が動くのが変な話で桁が4~5桁違います。むしろ数兆規模を無駄に注ぎ込むくらいして技術投資すべきで、例えばIntelの年間技術投資は数兆円規模、AMDの年間技術投資も数千億規模ですから、そのくらいの規模感で普通に考えれば数億が僅か0.1%以下の誤差でしかない事が容易に判ります。そんな誤差程度の金額でスパコントップに成った企業の社長を特捜部が吊るし上げる事がどれほど愚行なのかという事です。鼻毛カッターが付属していないという理由で特捜部が鯖メーカの社長を吊るし上げた様な笑い話を真剣にやってしまったアホな事件です。

託児所や保育所や介護施設の制度も倹約し過ぎですね。政策として大量の助成金を投じるべきで、その財源は国債でまかなえば良く、その為に増税とか言い出すからデフレがいつまで経っても終わらない訳です。
 
 
 
 

VMWare が 2011年より前のCPUを動作対象から除外

執筆時点で半年前の情報ですからVMWareを使う人は既に御存知と思いますが、VMWare が Workstation 14 以降の動作要件から2011年より前のCPUを除外した様です。但し2010年に発売されたCPUにも対応している様で、後ほど実機で検証してみますが、現在はネットの情報をまとめただけです。

具体的には・・・

Intel
  Netburst ×
  Core2   ×
  Nehalem ×
  Westmare 2010年発売
  SandyBridge 2011年発売
  Haswell
  Skylake
  -----
  PGA 604 ×
  LGA 771 ×
  LGA 1366
  LGA 2011
  LGA 3647

AMD
  K8    ×
  K10 B × (Barcelona)
  K10 C × (Shanghai)
  K10 D0 × (Istanbul)
  K10 D1 (Lisbon / Magny-Cours) 2010年発売 (未検証)
  Bulldozer 2011年発売
  Piledriver
  Zen
  -----
  Socket 940 ×
  Socket F   ×
  Socket C32
  Socket G34
  Socket SP3

VIA
  Nano  × 2008年発売
  Nano X2 2011年発売 (未検証)
  QuadCore (40nm) (未検証)
  QuadCore (28nm)


Intel VT-x Gen2 EPT のうちリアルモード対応(VMX Unrestricted Guest)がWestmere以降なのでNehalemとWestmereの間が境界の様です。Nehalemの場合はソケット形状が同じWestmereにアップグレードすれば良いのですがCore2系のXEON 54xx以前、つまりノース統合前の板は駄目ですね。

同様に AMD-V 2.0 EPT のリアルモード対応が K10 D1 からの様なので2010年発売の Lisbon / Magny-Cours 以降は対応している可能性が有り、後ほど試してみようと思います。逆に言えば Istanbul は駄目で K10-D0 と K10-D1 の間が境界の様です。しかし AMD-V 2.0 は、2008年頃から話題になっていましたので細部で微妙な差異が有るのかも知れませんし、もしかしたら Barcelona 以降で対応している可能性もあります。

VIAはIntelのVT-x互換ですが Nano X2 (CNQ) でIntelと同時期に VT-x Gen2 EPT リアルモードに対応しているのか要調査です。

筆者の様な旧世代を愛する自作erには世智辛い世の中に成りました。
 
 
 

変化は必要か?

JDKは既に10です。
私が触った最後は6というか1.6ですが、もういいよバージョン変えなくて・・・と思うのです。

AWSは今後3年周期でサポートを打ち切り順次バージョンUPしてゆくらしいです。

けど、変える必要有るんですかね・・・

もうそろそろバグ取りとチューニングだけで良いんじゃないかと・・・

未だ未開拓な部分が残っていた2000年代までならバージョンUPも判りますが、OSやインフラはスピードや効率を向上しつつメジャーバージョンは変える必要なんて、もう無い時代だと思うのです。

Yahoo!メールサーバがハッキングを受けました・・・

 筆者が利用しておりますYahoo!メールのサーバ(つまりYahoo!のサーバ)がハッキングを受け、恐らく筆者宛の個人メールをゴッソリ抜き取られました。筆者は仕事とプライベートとヤフオク用で合計3つのアカウントが有りますが、そのうちの1つがハッキングを受けました。

 確認方法や対策は下に記載しておりますので、Yahoo!メールを利用されている方は確認された方が良いかと思います。

 筆者は、時々『ログイン履歴』を見て不正アクセスが無いか念のため確認していましたが、通常の『ログイン履歴』からは参照出来ない所に『メールソフト ログイン履歴』という物が別に有る事を知り、先程これを確認した所、IMAP経由でYahooメールサーバに大量の不正ログインが有った事が履歴で確認されましたので、急いでクレジットカードの停止をしましたが、私が開封していないメール(かつ個人情報が記載されているメール)が開封された痕跡が残っておりましたので、私の個人情報(住所や会社や生年月日など)が明らかに流出しております。(開封していないはずのメールが開封済みになっていた事を発端にしてログイン履歴を再確認し、『メールソフト ログイン履歴』に到達、不正アクセスの履歴を見付けた次第です)。

こちらのリストが不正アクセスのリスト(の一部分)です。
mailhackresult1.png

 このリストをみると、今月5日が最初の不正アクセスの様です(過去30日の履歴が表示される仕様ですが3月5日以降は毎日複数の不正アクセスが記録されており、逆に3月5日以前は不正アクセスがゼロ件です)。どのIPアドレスも一回限りのログインばかりですので踏み台にされたIPと思われ、一度ログインに成功するとパスワードを記録して他のバックドア経由でアクセスを繰り返しているのだと思われますが上に掲載した履歴の通りウクライナの特定IPからのみ複数回のアクセスが有った事が判っていますので、もし調査可能ならばウクライナのIPから何か掴めると思います。その他のIPは踏み台にされたPCだと思うのでバックドアが仕掛けられているIPです。このウクライナのIPからアクセスが有った時間に私が開封していないメールが勝手に開封済みになった事を確認しています。

 この様に全世界の不特定かつ多数の国から短期間のうちにアクセスされていますが、この様な異常アクセスは自動で検出する様に仕組みが作れるはずで、Yahoo!メールサーバの、ある種の脆弱性と言っても良いのではないかと思います。例えば上のリストで16日の23時は僅か30分程度の間にロシア/アメリカ/台湾の三カ国からログインされていますが、こんな事はジェット戦闘機を使っても不可能ですし、システム的に異常ログインの検出が出来るはずです。このリストはログインに成功した履歴なのですから・・・

 Yahoo!に限った事では無く広範囲にIMAPサーバが狙われている可能性が有ると思いますので、メールソフトを使っている皆様やIMAPサーバを運営されているサイト様は特にお気を付け下さいませ。IMAPプロトコルで全世界から侵入してくるバックドア機能を持ったウイルスが蔓延しているのだと思われます。その際にログインに成功したIDとパスワードを件のウクライナに送信している可能性が有ります(ウクライナの特定IPもバックドアが仕込まれた踏み台である可能性もありますが・・・)

Yahoo!で自分が被害者に成っていないか確認する方法:
 ステップ1:
  PCを使ってブラウザからYahoo!にログイン。

 ステップ2:
  『ログイン履歴』をクリック
  ※:この履歴も定期的に確認し、不正アクセスが無いか調べましょう!

  loginlistarc22.jpg

 ステップ3:
 『ログイン履歴』画面で履歴を確認し、自分以外がログインした形跡が無いか入念に確認した後に、『メールソフト ログイン履歴』をクリック
 ※:こちらを確認していない人は意外と多いのでは!?

 loginlistarc2.png

 
有効な防御手段:
 対策1:
  海外からのアクセスを禁止にする。
  上記の手順で『メールソフト ログイン履歴』の画面に行くと下図の様に『海外からのアクセス制限』が可能になります。但し、筆者の様に海外からもアクセスする事が時々ある人は、この防御手段を使うには日本をVPNなどで経由してアクセスする様な対策が必要ですが、串は弾かれる可能性が有ります(とは言え、今回の様に串と言うかバックドア経由に対する防御がYahooには無いので、串でも行けるかも?)。
  理想的にはIPアドレス制限の機能が有ると助かるのですが・・・
  mailhackresult2.png

 対策2:
  パスワードを長めの記号混じりに変更しましょう、但し忘れない様に・・・
  ワンタイムパスワードを使っても良いかもしれませんが別のメールを経由してパスワードを受取る仕組みですから、逆に脆弱性が高まる可能性も有り得ます。

 対策3:
  他に何か対策案が有ればコメント下さい。
 
 
プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて二十数台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です(以降、Bull/nano/Ryzenと数台仮組レベルで組んでいます)。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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