StarTech PCIX1PEX4 @ 5号機 ( Tyan Tiger MPX 4M ) #2

前回の記事で試して壊れていた事が判明した1台ですが、
DSC01458.jpg

この割れているセキセラは電源ノイズ除去が目的のバイパスコンデンサでした。I/O電圧の電力供給ピンとGNDをバイパスする形に付いています。
つまり、信号線のカップリングでは無かったので、ここを修復しても動作しない可能性大ですorz

でも修正しちゃいました()笑
DSC01459.jpg
以前、同じ目的で購入した同サイズ(たぶん容量は異なる)のセキセラを入れてみました。
これで保障は効きませんね。

そして案の定、動作しませんでしたorz


そこで補助電源改造は、仕方なくもう1台の動作品で行いました。
DSC01460.jpg
DSC01461.jpg
元々ゼロΩ抵抗でブリッジしてあった所からゼロΩ抵抗を取り除き、その部分に補助電源ケーブルの+12V側を半田付けし、GND側はバックアップコンデンサの足元に直接半田付けしました。

結果、前回と症状が変わらずでBIOS画面~OSブート画面までは表示されますが、OS起動後に画面が消えてしまいますorz
リソース競合などの状況を見ようとAGPスロットにGeForce6200Aを挿してみましたが、今度は全く画面が表示されなくなってしまいました・・・

今後は下記のテストをして原因などを探ってみます。但し、そもそも、この製品はPCI-X/PCI Rev3.0以降に対応した製品ですから、PCI Rev2.x世代の64Bitスロットに挿して動作しなかったとしても何ら文句は言えない訳ですから、動作したらラッキー的な位置づけでテストしています。

計画1:
6号機で試す(6号機にはAlbatronのPCI GeForce 8600GTが入っているので、それと差し替えて動作するか試す。
結果1:
6号機のPCI(64Bit/66MHz)スロットでは、WindowsXP環境で正常認識しドライバインストールもOKでログインしてOSの操作など一通り出来ましたが、時々描画が乱れ、しかもOpenCLが機能しませんでした。OpenCLが動作しない理由は不明ですが、そもそもグラボがPCI-Express x4動作に正式対応しているのか?という疑問もあります。x1/x8/x16での動作は確認済みですがx4動作を試すのは筆者的には初の試みだからです。
残念ながら6号機はVista/Win7ではチップセットドライバのバグでPCI(64Bit/66MHz)スロットが動作しない為、XPでしか試す事が出来ません。
マニュアルに記載の有った33MHz動作のジャンパ設定をしても症状は変わらず同一の結果でした。

計画2:
5号機でグラボの2枚挿しで動作する構成を探り、OS起動後に画面が表示されなくなる原因を探る。

計画3:
CMOSクリア -> OS再インストール を試してみる。

計画4:
チップセット直の PCI-X 133 スロットが有る11号機で試す。
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StarTech PCIX1PEX4 @ 5号機 ( Tyan Tiger MPX 4M )

昨日の記事に引き続き StarTech PCIX1PEX4 ネタです。
DSC01371.jpg

同社製の PCI1PEX1 (玄人志向PCIEX1-PCI) (改) (下の写真)を StarTech PCIX1PEX4 (上の写真) に入れ替える形で試してみました。
DSC01024-X1.jpg
補助電源コードが付いている理由は、この記事を参照下さい。

元の構成(正常動作)
M/B:Tyan Tiger MPX 4M
CPU:Athlon MP 2800+ x2
MEM:DDR-266 ECC Reg 1GB x3
AGP:無し
PCI-64Bit/66MHz #2:RocketRAID 1820A
PCI-64Bit/66MHz #1:玄人志向PCIEX1-PCI(改) + SPARKLE SXS2501024D3L-NM
PCI #4:無し(廃熱用穴あきブラケット。元は2段下のサウンドカードだった)
PCI #3:Intel Pro/1000 MT Dual Poart Server Adapter
PCI #2:玄人志向 CMI8738-4CHPCI
PCI #1:玄人志向 USB2.0N+1394T-PCI
※こうして見ると玄人志向品が多いですね

テスト構成(正常動作状態から赤字部分のみ変更)
M/B:Tyan Tiger MPX 4M
CPU:Athlon MP 2800+ x2
MEM:DDR-266 ECC Reg 1GB x3
AGP:無し
PCI-64Bit/66MHz #2:RocketRAID 1820A
PCI-64Bit/66MHz #1:StarTech PCIX1PEX4 + SPARKLE SXS2501024D3L-NM
PCI #4:無し(廃熱用穴あきブラケット。元は2段下のサウンドカードだった)
PCI #3:Intel Pro/1000 MT Dual Poart Server Adapter
PCI #2:玄人志向 CMI8738-4CHPCI
PCI #1:玄人志向 USB2.0N+1394T-PCI

結果
画面に表示されないばかりか、POST(Video系エラーが有ればBEEPが鳴るはず)さえしませんでしたorz
購入した2枚のうち、1枚はそれなりに動作しました。

動作しなかった1枚は、この様な状態でしたorz
DSC01458.jpg
この手のキワモノ系の変換基板にはつくづく運が無い筆者です()笑。返品するか自分でチップコンデンサ交換するか悩みます。箱入りですが帯電防止袋に入っているだけで、クッション無しに金属ブラケットが1枚同梱されているので輸送中にぶつかって破損した可能性もありそうです。ていうかプチプチ梱包くらいして欲しいです1万以上の品ですから・・・国内代理店品なら即初期不良交換なんですが個人輸入品はこういう時に面倒ですよね・・・交換ついでに残渣の洗浄でもしとこうかなぁ・・・

もう1枚は、BIOS起動OK -> OS起動中のBOOT画面OK -> OS起動するも画面が表示されず でした。キーボード操作でのOSの通常シャットダウンは出来るのでグラボのみがOS起動後に停止する様です。
単なる相性かもしれませんが、昨日の記事でも書きました様に、やはりグラボで利用する場合は補助電源改造が必要なのかもしれません。リソース系の問題という可能性も現時点では捨て切れませんが、とりあえず1枚はチップコンデンサの交換と残渣洗浄をして動作確認後に12V補助電源改造を行いたいと思います。ついでにバックアップコンデンサをニッケミPSA 16V 100μF 6.3φに強化しておこうと思います(元は25V 22μF)
とは言え昨日の記事でも書きましたが、そもそも、この製品はPCI-X/PCI Rev3.0以降に対応した製品ですから、PCI Rev2.x世代の64Bitスロットに挿して動作しなかったとしても何ら文句は言えない訳ですから、動作したらラッキー的な位置づけでテストしています。

StarTech PCI-X to x4 Express Adapter Card PCIX1PEX4

StarTech PCI-X to x4 Express Adapter Card
PCIX1PEX4

DSC01364-3.jpg

発売当初にメーカーから直接購入しようとしたら、国外販売は代理店経由で買ってくれと言われて返金された経緯があります。
どうやらStarTeckは自社直販をしてはいますが意図して高めの定価設定で、それとは別に多数の代理店と契約して安価で卸しのロット販売する戦略の様で、直販はあくまで広告塔としての役割の様です。
それでも米国拠点の個人輸入代行業者を使えば予約購入は出来たのですが、その時は未だ代理店にも在庫が無く、しばらく放置していました。久しぶりに見てみたら海外発送出来る販売代理店がありましたので購入してみました。

例によって2個購入しました。送料込みの計$350-也
DSC01371.jpg
購入後に気付きましたが国内で\12,000-程度で並行輸入してるショップを見つけましたorz

ブラケットは玄人志向PCIEX1-PCI (OEM元StarTeck:PCI1PEX1) と全く同じ2枚構成で、ロープロPCI-Express品が簡単に固定出来ます。
DSC01364-2.jpg

こいつの用途は、PCI-X 133 を搭載した鯖用マザーに PCI-Expressカードを挿せる様に成るという5年前なら夢の様な製品ですが、今となっては微妙ですねw そう言いながら買ってしまいましたが・・・
というか8号機を購入した当時に発売されていたら、恐らくバカ売れしたのではないかと思われます。

内容を見ていきますが、

裏側に要となるブリッジが乗っています。
現物を見るまではx1品と同じ会社PericomのPI7C9X130だと思っていたのですが、
DSC01369.jpg
予想に反してPLX品(PEX8114)でした!
PLX品はPericom品より互換性が高いという経験則から、今回は結構期待してます。

それと、前情報では12V補助電源が付いてるはずだったんですが有りません・・・
何が言いたいのか疑問な人向けに説明しますと、下表の様に、PCIスロットの12V給電能力はPCI-Express規格では不足してしまうのです。これは上位規格のPCI-X133でも同様です。
PCIPCIEPOWER.png
ですが、PCI(PCI-X)の5Vを12Vに昇圧すると、ちょうどPCI-Express(x16 LowProfileまで)の12Vに必要な電力を供給できる様になるのです。

と思っていましたら、いかにもな場所に、いかにもなDC-DCコンバータが付いてるじゃないですか!
DSC01372.jpg
と期待して 5V -> 12V 昇圧かと思ったのですが、残念ながらデータシートによりますと MIC 49300 は 5V -> 0.9V~1.8V のLSI用電源を生成してるだけでしたorz

と言う事はつまり・・・
直結・・・
DSC01368-2.jpg
25V22μFのバックアップコンデンサが付いてるのみです。強いて言えばゼロΩ抵抗も入ってますが・・・
と言う事は、自ずと相手次第では12Vの給電不足に成ってしまいます・・・
ゼロΩ抵抗の直前には基板を貫通するVIA Hole(小径の導体貫通穴)が9本あり表面にはパターンが無いので中層に別途12Vラインが通っている様ですから、12Vは別の用途でも利用されていると思われ、どんだけ12Vを酷使するんだよと思います。とりあえず動作確認後に12V補助電源改造をする(というか、その布石としてのゼロΩ抵抗か?)予定です。ていうかゼロΩ抵抗が確信犯である事を物語っていますよねw

ちなみにスロットに挿した痕跡が有るので
DSC01372-2.jpg
品質検査として動作確認はしてある様です。

他に報告すべき点としてジャンパが2箇所あり(他に未実装ジャンパが3箇所)
DSC01373.jpg
紙切れ1枚の添付マニュアルによりますと、このジャンパはPCI-X側のクロック設定の様ですが、133MHzと33MHzの設定方法しか掲載されていませんでした・・・筆者の様に66MHzで使いたい場合などはどうするんでしょうね?
とりあえず133MHz設定(デフォルト)のまま使おうと思います。

次回は、実際に利用して検証してみます。
プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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