VIA VT310-DP

筆者初のMini-ITXかつ、CPUオンボードです。
CPUオンボードなのでデュアル“ソケット”じゃないのですが、デュアルCPUには変わりないので仲間入りして頂きました。
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CPUヒートシンクを取り外すと姿を現すx86最小サイズと云われたVIA Eden-N
IMAGE-EPIA-VT310DP-CPU.jpg

今でこそ VIA には Nano X2 が有りますが、発売当時は恐らくVIAでは唯一の複数コア製品だと思います・・・といいますか、Nano X2 が登場した今でも 2個のCPUを搭載した唯一のVIA製品かも?
必然的に動作するOSも限定されると思われます。

事前情報としてパイプラインの性能が制限されている事を知りまして、その対策ソフト(CrystalCPUID)も入手しております。このCrystalCPUIDは記事にはしていませんが5号機でAthlon改造と倍率変更の時も使わせて頂きましたので以前の物から複数バージョンをローカル保存させて頂いてます。

少々話が逸れてしまいましたが、マニュアルにはエアフローさえ気をつければファンレスでもOKよ~と書いてましたので無音PCを目指してみようかと。

後ほど動作確認などしてゆきたいと思います。

ていうかSSE2には非対応な様ですから色々と心配ですが・・・
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VIA VT310-DP #2

先日買ってきたまま放置されていた Mini ITX かつ Dual CPU 搭載の VIA VT310-DP ですが、ようやく組み上がりました。
DSC01575.jpg

ケースはANTEC ISK-100というMini-ITX専用のギリギリ収まる小型かつエアフロー重視のケースです。
このケースならケースサイドにある大型ファン1個でエアフローが十分確保出来るのでマザー付属の小型CPUファンは取り外しました。この状態で一晩memtest86+でメモリチェックしてみましたが全く熱くならないのでこのままにします。

で、Mini-ITX専用ケースという事なので、Mini-ITX本家のVIA純正マザーならポン付けで行けるんじゃ?と思っていた筆者は色々と痛い思いをしました。

1:マニュアル通りに接続しても電源LEDが点かない
2:フロントAudioのピンアサインが全く違う
3:ケースにリセットスイッチが無い・・・

それと、これはケースとは無関係ですが、
4:オンボードSATAがIntel SSD 320を認識出来ない
5:CPUの12段パイプラインが1段しか使えない
6:どうやらUSBが1.xの様です2.0でした

問題1:
まず1:の問題ですが、これはピンアサインを眺めて何とか解決しました。
DSC01564.jpg
赤矢印にPOWER-LEDの+側、赤丸の位置にPOWER-LEDの-側を接続すればOKです。
マニュアルには1,2,3番ピンの3本がPOWER-LEDだと書いてあるのですが、実際は1,3,5番の様で5番がGND、1又は3が信号です。けど、5番は見ての通り手が届かないので同じGNDの12番にマイナス側を挿しました。
電源LEDは無くても動作に直接の支障はないのですが、とても静かなのでLEDが点かないと動いているかどうか判らないという難点があります。

問題2:
フロントAudioのピンアサインが全く違い、そのままでは刺さりません。
マニュアルにはAC'97 Audio pin headerと書いてありますが、標準的なピンアサインとは全く異なります。
これは、勘でピンを入れ替えましたら当たりでした。
DSC01563.jpg
と言いますか、マニュアルの記載が間違っている事と、ケース付属のフロントAudioコネクタのキー位置が異なりピンアサインも全く違いましたので、挿して試すまでは不安でしたが・・・
後ほど、図解してみます。

問題3:
ケース側にリセットスイッチが無い・・・のはどうしましょうかね?
マザー側にはリセットスイッチ用のピンヘッダが有りますが・・・
とりあえずリセットスイッチが欲しい時が来るまで放置してみます(笑)

問題4:
オンボードSATAではIntel SSD 320を認識しません。
悩んだ挙句、この様にマザーのIDEコネクタにSATA変換基板を取り付け、それを接続する事にしました。
DSC01578.jpg
ぴったりサイズですがSATAケーブルは片側が上L型を買ってくる必要ありです。
これではオンボードでSATAが有るのに本末転倒ですし、別のSSDなら認識するかもしれませんが、相性が良いSSDを見つけるまで買い続けるのもバカバカしいです。
ちなみにオンボードSATAには同じケーブルでWD Rapterを接続して認識しましたので、マザーとSSDの相性で間違いないと思います。
IDE-SATA変換基板経由でIntel SSD 320 へ WindowsXPが問題無くインストール出来ましたし、それなりにサクサク動いてくれるので満足です。

問題5:のハズが・・・?
BIOSにバグが有り本来12段16段パイプラインの所、1段しか機能しないらしいのですが、私の環境では問題無く性能が出ています。(3倍の速度差らしいです・・・)当たり品?
この固体に購入時より搭載されていたBIOSのバージョンは1.02です。
もし古いバージョンを御持ちで1.02が欲しいと言う方はコメント下さい。(今更居るのか?)
BIOSチップにも1.02と印刷されています。
DSC01577.jpg
あと、VIAからDLした最新のチップセットドライバもインストールしましたので、こちらが作用してるのかもしれません。切り分け作業はしていないのでどちらが原因かは不明です。
追記:
このマザーで著名な孟宗様からコメントを頂きました。
問題の発生したBIOSは1.01の様です。


問題6:USBが・・・
USBメモリが異常に遅いと思ってましたらUSBが1.xの様です。がマニュアルにUSB2.0と書いてありました。
低スペックCPUでVIAのUSB2.0チップが異常に重たいのを思い出し、NECチップを使って解決できればと・・・
このマザーにはPCIスロットが有るのですが、ケースが小さすぎてLowProfileでさえ入りません。
内部接続専用の低背USB2.0なPCIカードを探してみます。

VGAピンヘッダ
マザー上にVGAピンヘッダが有りますので2画面表示がいけそう!と思いまして試してみました・・・
2画面表示が可能ですが、同じ内容しか表示してくれませんorz
このピンヘッダはブレードサーバ用にケース前後に管理用VGAコネクタを設ける意図の様です。PS/2コネクタがバックパネル側ではなくピンヘッダに成っているのも同様の意図の様です。

CPUの性能
演算性能は下図の通りIPCが他社製に比べて半分以下です、特徴と言えば発売当時世界最小x86で低消費電力という事と、AES暗号処理専用ハードウエア演算器を内蔵している事でしょうか?専用の命令セットが装備されているらしいです。それを2個積んでいますので使い方によっては何か変わった事が出来るかも?
但しSSE2を搭載していないので、筆者が普段利用していますOpenCL系のベンチマークはLinux上でのエミュレーションでしか動作しません。加えてオンボードGPUがOpenGLにも弱いのでLinuxのエミュレーション上であっても動作させられるOpenCL系ベンチは限られています。
SandraResult-VT3100DP.png

番外編・・・
いつもなら同じマザーを2枚買うのですが、VT310-DPは既に発売から6~7年程経過しておりましてEOLです。入手性が悪く1枚しか入手出来ませんでしたので、2個づつ買った他のパーツ達が暇そうにしてまして、仕方ないのでMini-ITXのNanoX2搭載板を買ってしまいました・・・
VIA VE-900 Nano X2 1.4GHz 搭載
DSC01565.jpg

こちらは、ポン付けで全て問題なく、あっけなく動作しました。
ケース側にリセットスイッチが無い(もちろんマザーボードにはリセット用ピンヘッダが有ります)のは同じですが、それ以外に問題らしい問題がありません。
VT310-DPの時と同じくマザー標準付属のCPUファンを取り外し、代わりにケース付属の大型ファンで静かに、かつ強力にマザー全体を冷却します。

性能的にはVT310-DP のEden-Nと比較しますと概ね4倍程度に性能向上しており、SSE2対応、かつ、64Bitにも対応しておりメモリも8GB(VT310-DPは2Gなので容量も4倍)までOKです。
SandraResult-VE-900.png

オンボードGPUはChrome9 IGPで、HDMI端子を搭載していてHD動画もOKの様です。
試しに以前お世話に成ったWipeoutHDと最凶ハルヒをWindows7環境で再生してみましたら、CPU負荷15%前後で推移しまして、音ズレ無く最後まで滑らかに見る事が出来ました。
YoutubeHDは夜のゆりかもめを1080pで試してCPU負荷40~80%で滑らかでした。
但し、どちらの動画もタスクマネージャでCPU負荷を見ながらだと時々カクカクしてフレームが飛んでる様です。動画再生のみであれば問題なく重たいハイビジョンでも滑らか再生が出来そうですが、HD動画再生と同時に裏で何か別の事をするのは辛いかもしれません。

Nano X2 には上位品として 1.6GHz版と、ダイを2個搭載したQuad Core版が存在します。
なかでもQuadは、外見からしてダイが2個であると主張しておりまして、一つのパッケージに封入してある訳でもなく、この様に2個だよって主張してきます
chips-quarter.jpg
左がVIA Nano X2、中央がVIA QuadCore、右がジョージワシントン
(参考までにジョージワシントンの1/4ドル硬貨は100円玉より若干大きく500円玉より若干小さいです。米国旅行するとコレクションしたくなる程の豊富なデザイン=各州記念コインがあります)

VT310-DPがマザーの基板上に2個乗ってるのに対しVIA QuadCoreはCPUの基板上に2個のCPUダイが乗っている感じで、う~、CPUはこの場合でも1個と言うのだろうか?と・・・
もしかしたらQuadも買ってしまうかも?
DUAL.png
プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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