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Vortex86EX2

皆さんは Vortex86 を御存知でしょうか?

新作がまた出た様です。

Vortex86はソケット7で486互換(MMXを装備しているがPentiumの命令セットと完全互換ではない)の Rise mP6 を起源とるす x86互換 CPU で、これをベースに約20年間磨き続けてきた異色の超保守的 x86 CPUです。命令セットの拡張よりもSoC化と低発熱に重点が置かれている製品で、ヒートシンク無しで動作するワンチップPCと言える物です。

3年前に登場したVortex86 DX3 (1GHz x2コア)で初のデュアルコアを達成、その際に記事を書きましたが、先月また新たに EX2 という変り種がリリースされた様です。

EX2では新たにECCに対応してくれた事が好感が持てます。というかDX3で対応して欲しかったのですが仕方ありません。

それと、Asymmetric dual core...非対称型デュアルコアです。なんだこれ、、、386時代まではマルチプロセッサで組む場合にAMP(Asymmetric Multi Processor)が普通でしたが、486以降はAPICの登場と普及によりSMPが主流になり、それ以降、AMPなんてx86では見掛けませんね。なぜ急にAMPを!?、と、言っても電力効率を気にする用途では、そういったニーズが有る事は知っていますし、XEON Phi では当初AMPになるのではといった噂話が流れていました。Cell B.E. の影響だろうと思いますが。。。しかし Vortex86 EX2 の場合のAMPは、ちょっと違った事情が有るようです。2つのコアはコアスピードが異なり、コア毎に別々のOSを互いに影響を受けづに同時に実行でき、ハード的なリソースは個々のコアに個別に割り当てが出来る。。。

まぁ、Vortex86 の主な市場・用途はFAコンピュータの保守ですから、操作用のグラフィカルOSとFA用リアルタイムOSを同時にって事なんだろうと推察致します。

1GHz Dual のDX3の方がPCとしては実用的に使えそうですが、EX2 は ECCを搭載した事で長時間の過酷な環境下での安定稼動を狙っている事が推察できます。

自作出来る板が登場すると楽しめそうですね。ラズパイの様な形状かもしれませんが。

シングルダイ、デュアルコアのCPUを何故このブログで書くかといえば、おそらくこのCPUは物理構造的にはデュアルコアですが、論理構造的にはデュアルソケット扱いだと思われるからです。実際にどうかは知りませんが・・・
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プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて二十数台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です(以降、Bull/nano/Ryzenと数台仮組レベルで組んでいます)。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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