Areca ARC-1120

久しぶりの記事にも関わらず、とっても意味の無いネタです。

そして Areca の RAIDカード に興味の無い方にとっては、途方も無く無意味ですが、Arecaマニアにとっては少しだけ無駄知識かもしれません(結局無駄かよw)。

ここに三枚の Areca ARC-1120 が有りますが、3枚とも仕様が異なります。

Areca ARC-1120(クリックすると拡大します)
Areca ARC-1120


まず、上から順に見てゆきますと、外見上の違いとしてまず目に留まるのがファンシール(左上の紫で囲った部分)がArecaではなく緑色のシールでJETARTと書いてある事です。
これは今は無き某ショップの店員によりますと代理店が違うからだという説明でした。
確かに箱に印刷されているデザインも全く異なる物でしたが、どういう訳かArecaのシールが貼ってある方の箱の写真は両サイドの画像がJETARTなんですよねまたこれが謎です。

そして次に目に留まるのがRAID6専用チップです。
写真では右上の赤丸で示したチップがRAID6専用のArecaの刻印が有るチップで恐らくFPGAではなくCMOSの専用設計チップだと思います。
私が過去に入手した経験から書きますと、このRAID6専用チップは比較的初期のロットにしか実装されていません。
実際に下の2枚には未実装ですが、これまた某ショップ店員によりますとFirmwareの改善により不要になったと云っておりました。もし機会が有れば、このチップの有無でRAID6のパフォーマンスに違いが無いか比較してみたいと思います。

そして、その次に目に留まりますのが、キャパシタ(チップタンタル)がFPCAPPOSCAPに変更されている事でしょうか。
目立つ黄色から黒に変わっていますね(左下のブルーで囲った部分です)

他にあまり目立たない変更点としまして、上から3枚目の右下に黄色で囲った部分に何やらICチップが追加されています。(追って用途など調べてみようと思います)

あと、これはほんとにどうでも良い事なんですが、左上にオレンジで囲った部分を良く見ると判るのですが、ブラケットの剛性強化をする前と後で形状が異なっています。もうここまでくると、オカルトクイズレベルですねw

そして最後に、実はArecaユーザにとっては一番重要なキャッシュ容量が違うんですよコレがw
上と中のロットは128MB、下のロットは256MBです。(値段は一緒ですし購入時には選択出来ませんw)
姉妹品のARC-1130がSO-DIMMで2GBまでいける事を考えるとFirmwareは対応してそうですからRAMのチップを自分で張り替えたら1GBくらいまでは改造できるんじゃ?などと想像してますw実際やってみようかなw

話が逸れましたが、Arecaは直接のリード&ライトで他社製品と比べてそんなに優れているって訳でもないんですが(とは言え、発売当時はPCI-X133でSATA2をネイティブにしかもRAID6が高速って云うのはArecaが抜きん出ていたのですが)、Arecaはキャッシュの使い方が非常に優秀で、キャッシュをONにした時の爆速ぶりは麻薬的な中毒になる程に実際に快適ですし、RAID6が全く遅くならないどころか単一HDDよりもリード&ライトの両方とも早くなるという発売当時は信じられないくらい脅威的なカードでした。もちろん今でも現役で使えます、とは言え、まぁ今でこそハイエンド品は2GB/sの領域に達していますが、このカードは発売された6年前の時点から1GB/sの性能つまりPCI-X133の帯域上限に届いていて、かつランダムアクセスでも他社を圧倒してましたから、そりゃもう他へ移る理由が無かった訳です。発売当時は新興メーカーだった事もあり、ほとんど知名度が無く、しかも販促が下手だったのであまり注目されていませんでしたが、手にとって利用した人から口コミで噂が広がりAdaptecやPromiceやLSIやSiliconImageなどの様にマザーにオンボードで採用されるとか、大手ベンダーのOEMになるとか、そういう手放しで売れる様な状況では無いにも関わらず、粘り強く継続して製品を出し続けていますし、各種OSに対応して充実したドライバやツール郡も非の打ち所が無いほどの完成度です。(褒め過ぎか?)

以前、このブログで紹介しましたARC-1880ixは当然の如く2GB/sを超えるパフォーマンスでランダムアクセスも相応に高速化してる訳ですが、当初アナウンスされていた物とは異なり、LSI-Logic製のチップを採用したようで、チップ製造元のLSI-Logic製MegaRAIDカードとの関係が今後注目されます(私的にですがw)
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DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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