究極?自作PC 始動

この究極?自作PCシリーズは、今から約13年前の私が自作PCに憧れてはいたものの当時は貧乏で手にする事の出来なかったDUAL Socket7 マザーのATX586を、ある事が切っ掛けで約13年を経た今になって偶然手にした事からスタートし、このATX586の元所有者の方との約束で、ATX586で自作PCを制作する過程を掲載してゆく事になりました。

さてさて・・・

前回の記事で紹介しました TAKEN ATX586ですが、前回の記事ではCPUファンの電源をどうするか?などと言う超基本的な事で戸惑っておりましたが、あっさりと電源モジュールから直接とる事にしましたw。

この時代のCPUはさほど発熱もなく、大き目のヒートシンクを使ったファンレス動作が基本だった事を思い出しました。
自作用にはファンを搭載したヒートシンクが販売されていましたが、メーカー製PCはファンレス仕様が多かったように記憶しております。

とりあえず、まな板上では、こんな感じで12cmファンを使って2個のCPUを同時に冷却するようにしました。
DSC00217.jpg

後ほど、希望としては12cmファンの固定用に、アルミ削りだしステーを製作したいなぁ~と考えていますが、実現するかどうかは怪しいですw

次に、と言うか、CPUをソケットに挿した時に既にやっちゃったんですが、ジャンパの設定をします。

これ以降の世代になりますと、殆どの設定項目をBIOSでコントロール出来る様になるのですが、この時代はCPU電圧やCPU倍率を一つ一つジャンパで設定しないと動作しません。しかもDUAL-CPUの場合は、更に面倒なジャンパが幾つかありましたが、マニュアルに明記されていましたし、グーグル先生も色々教えてくれました。
ATX586 Motherboard Settings and Configuration
http://stason.org/TULARC/pc/motherboards/T/TAKEN-CORPORATION-Pentium-ATX586.html

ジャンパとの格闘は約2時間ほどwになり、これを間違えると貴重な(探すのが大変な)MMX-Pentiumの同一型番を過電圧で壊しかねませんし、何より探し当てるのが困難を極めると言いますか、表現としては「発掘が絶望的な」と言った方が適切かもしれないデュアルソケット7かつ430TXな唯一のマザーであるATX586を壊しかねませんので超慎重にならざるをえません。ATX586以外にはDIMMやUltraDMAが使えるDUAL-Socket7マザーは存在しないのですから・・・

そして、肝心な事があります。
もう既に15年が経過したマザーですから、当然の様に電池は交換です。交換ついでにジャンパをC-MOSクリア設定にして戻しておきました。

電池を交換、ジャンパの設定も終わり、CPUファンが繋がり、VGAも挿して、いよいよ電源投入ですが・・・
・・・
・・・

画面に何も出てきません・・・

PCIスロットに挿すPOSTコードチェッカーが手元に有った筈なのですが、こんな時に限って何故か見当たりません。

これでは原因が全く判りませんねェ・・・

困り果てて、とりあえず飯でも食ってくるか(オイw)っと、ラーメン屋に行きましたところ、まるで天からの啓示が有ったかのように、突然メモリの相性だと閃きましたw

このマザー、今では見る事も殆ど無くなりましたが、DIMMスロット脇にSIMMスロットが付いています。
しかも、両方同時に挿しても良いよとマニュアルには書いてあります。筆者同様の変態ぶりですねw

実は、メモリ相性を想定しまして、秋葉で投売り状態の昔のメモリを大人買いしてしまい、各種メモリを40枚程準備してあります(爆)

で、とりあえずSIMMで試してみようと思いまして、マニュアルを見ますと、SIMMは同じ物を必ず2枚挿しなさいと書いてありましたので、片面実装16MBのSIMMを2枚挿してみました。

そうしましたところ、呆気なくと言いますか、めでたくBIOS画面が表示されメモリカウントが32MBになりました。

しかし、このマザーの潜在能力は、こんな物ではありません。

430TXの最大メモリ容量は256MBですし、マニュアルにも最大256MBと書いてありますので、当然ですが256MBで動作するまでは諦めません。

結局、12枚のDIMMで試して動作したのは、たったの4枚、そのうち2枚が32MBでしか認識されず、256MB動作が可能なのは、山の様なメモリの中から、たったのと言うか、ちょうど2枚で、過不足無し?w

まぁ、動作したので結果オーライ(死語?)です。

続いて、Windows2000/XPのインストールをして行きたいと思います。
LinuxやBSDなどでも良いのですが、なんとなくWindows路線で行ってみようとおもっています。
年代的には95/98世代ですが、それではDUAL-CPUを生かせませんしNT4.0は若干互換性が低いので、やはり2000/XPしか無いですね。
Vista/7はBIOSのACPI対応が必須なので、この世代のマザーで組む場合ACPI2.0対応BIOSを自作しなければならず不可能とは言いませんが困難ではあります(とは言え430TXからはチップセットがACPI対応なので可能性は残しつつw)、そういう意味でも現時点では2000/XPがスイートスポット?では無いかと・・・

次回へ、つづく・・・
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DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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