SLIに非対応のXEONマシンでSLIを有効に出来るか?

某巨大掲示板のXEONに関するスレッドで情報を頂きまして、
ロシア人らしき方の運営するサイト
http://xdevs.com/e107_plugins/content/content.php?content.30
にてSLIに非対応のマザーでSLIを実現するパッチを作っていましたので、それを試してみました。

結果SLIに成らないばかりか、OS起動して数分後に13号機BSOD(青画面)を体験しました。

構成
 M/B:Tyan S7025
 BIOS:v105
 CPU:X5670 x2
 POW:Silent Pro M1000 RS-A00-AMBA-J3
 PCIe x16 #1:EVGA GTX460 w SLI Bridge
 PCIe x4:無し(GTX460のヒートシンク)
 PCIe x16 #2:EVGA GTX460 w SLI Bridge
 PCI:無し(GTX460のヒートシンク)
 PCIe x16 #3:Areca ARC 1680ix-12
 PCIe x8:BBM ARC-6120-BAT
 PCIe x16 #4:CCBL-061A, 2-port audio bracket cable
 OS:Win7 Ultimate 64 (日本語版) 及び WinXP Professional 32 (英語版)
 Video Driver:GeForce Driver 258.96(International) 及び 258.96(English)

詳細
手順どおりに0.9bをインストールしました。
 1:SLIパッチ0.9bをダウンロード
 2:UACをレベル4(Disable)に設定
 3:パッチ起動
 4:"Patch can be applied" を確認して Install ボタンをクリック
 5:"SLI patch installed" の表示を確認
 6:リブート
 7:OS起動時にブートメニューが表示されSLIパッチの方を選択

状況(Win7 64Bit 日本語版)
 Windows7でドライバを英語版に変更しても状況は変わりませんでした。どうやらOSのカーネルやHALまで書きかえる様で、上記の手順7で起動時に今まで日本語だったものが英語表記に変わりました(OS起動後は日本語です)。OSが起動してBCDEDITにて、それらしき変更を確認しました。

 identifier        {default}
 device         partition=C:
 path          \windows\system32\osloadw7.exe
 description       Windows 7/2008R2 SLIPatch x64
 locale          ja-JP
 inherit          {bootloadersettings}
 recoverysequence    {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}
 recoveryenabled     Yes
 nointegritychecks   Yes
 osdevice        partition=C:
 systemroot       \Windows
 kernel         ntoskrnp.exe
 hal           halsli.dll
 resumeobject      {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}
 nx           OptIn

状況(WinXP 32Bit 英語版
 英語版のOSと英語版のドライバで試しましたが、SLIは有効になりませんでした。
 今のところBSOD(青画面)には成っていません。
 なほ、Win7同様にカーネルとHALが置き換わっている事をBOOT.INIで確認しました。

 multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\windows="Windows XP SLIPatch x32" /noexecute=optin /fastdetect /kernel=ntoskrnp.exe /hal=halsli.dll

海外での動作事例
 Intel 5520 (Supermicro X8DAH+) + Quadro FX4800 x2
 Intel 5520 (Supermicro X8DAi) + GTX285 x2
 Intel 5520 (Supermicro X8DAH+-F) + GTX285 x2
 Intel X48 (ASUS P5E3 Prem) + GTX460 x2
 ※GTX460での成功事例は1件のみでした。

推測
 英語版Windowsに英語版ドライバを入れてSLIパッチをあてると成功するかも?
 Tyan S7025 + GTX460 x2 の組合せでは英語版XPでもSLIは有効に成りませんでした。
 GTX460での成功事例が有りますし、Intel5520チップセットでの成功事例も有りますので、Tyan S7025に固有の問題かもしれません。
 Tyan S7025 の特徴としては、本来TESLA用マザーでTESLAを4基乗せてフル帯域、又はTESLA3基+Infiniband x12で使うような事を想定した作りになっていて、それ用にBIOSに特殊な仕掛けが有るのかも?しれず、それがGeForceでのSLIに悪影響を与えているのかもしれません。例えばQuadroを挿した時にTESLAと誤認した事が有りました。もう一つ気に成る点は、オンボードVGAが有る事です。オンボードVGAはDISABLEにしてありますが、何らかの影響があるのかもしれません。あとは5520とFermiの組合せ事例が無い事から、この組合せでは、そもそもパッチが正常動作できないのかもしれません。

今後
 今日は色々あって出来ませんが明日GTX285とForceWare 190.62(英語版)の組み合わせでも試してみます。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR