CPU三国志

こんな図を描いてみました。
3DOMOE2.jpg

名付けて、CPU三国志時代の到来です。

補足:nVidiaはx86互換CPUではなくARMでの参戦です!
追記qualcomm という会社のARM系GPU内臓CPUがAndroidでは7割のシェアを誇るらしいですから3強に割って入る可能性が有りそうです。 QualcommはAMDが以前作っていたモバイルGPUを買収した企業ですから、AMDは敵に旨い所を売ってしまったとも言えそうです。

昨年の10月頃の記事で書いた事が、次期WindowsでのARM対応で加速された感が有りますが、実は折込済みでした。そうでなければ、M$は生き残れない可能性が高いと思うからです。当初はWinXPの64Bit版の様なマイナーな存在に終わるかもしれませんが、少なくとも、その次がもしあれば、今の64Bit版Windowsの様に普通に利用されるようになると思います。

EFIの普及も、ARMの普及に拍車を掛けると思います。特に汎用デバイスにとってEFIへの対応で流用が利くようになると思われます。

レガシーアプリはXPモードの様な仮想マシンで対応してくる可能性が高いですが、その為にはnVidiaが本腰を入れてARMを強化しなければなりませんが、逆に、それに成功してしまった場合・・・つまり、仮想マシン上でレガシーアプリが普通に利用出来る程度の性能を持ったARMアーキテクチャのCPUをnVidiaがGPUに内臓してしまった場合、x86系CPUの存在意味が完全に消失してしまいます。それは困難な事の様に思えるかもしれませんが、現在のx86アーキはSISCベースの命令セットをRISCプロセッサでエミュレートしているのが現状ですから、そう考えるとnVidiaなら達成出来そうな気がしてくるのは筆者だけでは無いと思います。nVidiaのプレス発表では、ずいぶん控え目に言っていますが、私はもう少しやるんじゃないかと思います。

Intelは、過去のソフト資産に乗っかりx86互換CPUの製造を制限する事で独禁法の回避と勢力拡大をバランスさせてきましたが、ARM勢力によるARM互換CPUの意図的拡散によって現在は危機的状況に陥っています。前回の危機はAMDによるx86互換CPUでの64Bit化とチップセット内臓によるFSBボトルネック解消のダブルパンチでしたが、チックタック戦略でEM64TとNehalemを使い逆互換と類似戦略で克服しましたが、今回のARMとnVidiaによるx86互換CPUというノックアウト級のパンチに、どう対処するのか興味深いところです。筆者の予想ではIntelもARM互換CPUを粛々と製造する流れに落ち着くのではないかと思います。x86時代の様な暴利は難しいですが、今まで蓄積された技術力を元に、「世界で最も信頼性の高いARMプロセッサ」の様なキャッチでIntelがARMを作る日がやってくるのではないかと・・・といいますか、筆者の知らないうちに既に作っているのかも?

この流れは、ムーアの法則に促されたとも言えるのでIntelは自分で首を絞めたような感も有る訳ですが、明確な発端は、もちろんARM単体でみれば携帯電話とiPodですが、PCやWSとして見ると、おそらく Cell Broadband Engine が発端ではないかと思われます。このヘテロジニアスCPUがソニーPS3によって普及した事に触発されるようにAMDがATIを買収してFUSIONを宣言し、それに焦ったIntelがLarrabeeで失敗しSandyBridgeで中途半端な実装に留まり、行き場を無くしかけたnVidiaがARMとM$を取り込んで将来性を見出したといったところでしょう。ちなみに Cell Broadband Engine も OpenCL 対応です。

ですが、nVidiaのARM取り込みと次期WindowsのARM採用で一番苦しい戦いを強いられているのはVIAかもしれません。
筆者は、そんなVIAに頑張って欲しいです!S3 Chrome 5400E x2 のリテール販売期待してます!
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No title

Vortex86ことmP6…は生きてますが空気ですね。
nVはトランスメタの真似がライセンス的に不可能なのでどう解決してくるかは気になります。

>IntelがARMを作る日
Intel XScaleってMarvellに売却してたんですね。
RAIDカードでしか見た事無いですけど。

Re: No title

> Vortex86ことmP6…は生きてますが空気ですね。
> nVはトランスメタの真似がライセンス的に不可能なのでどう解決してくるかは気になります。

nVidiaは既にARMとライセンス契約を締結してTegraというブランド名でモバイル側から攻めていますが、このARMコアを強化して8コアまでスケールアップし、スパコンからPCまで全てのセグメントにARM+GPUで勝負するそうです。

> >IntelがARMを作る日
> Intel XScaleってMarvellに売却してたんですね。

そこに気付きましたか!
この記事でその話題に触れてますw
http://dualsocketworld.blog134.fc2.com/blog-entry-95.html

Re: Re: No title

> Vortex86ことmP6…は生きてますが空気ですね。

融合するGPUが有ると良いのですが・・・
図は、全てCPUとGPUが統合する前提で書いています。

No title

WindowsもNT4.0はRISC CPUに対応していたり。
Server2003はItanium版があったり。
x86以外のアーキテクチャに挑戦していたことが過去に何度かありましたねー。
今回はどうなることやら

Re: No title

初めまして?
コメント有難うございます。

どうなるんでしょうね~

この記事
http://dualsocketworld.blog134.fc2.com/blog-entry-178.html
でも書きましたが、主戦場はモバイルになるかもしれませんが、後発故のインパクトが無いと割って入るのが厳しい気もします。

nVidiaはモバイル~スパコンまでの全セグメントにTegraの系統にあたるARM+GPUのチップを投入する予定らしいですから、久しぶりにガチンコ全面対決の激戦が見られるかもしれませんね。
プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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