IBM(Alphaworks)がOpenCL1.1準拠のPower向け開発キットを公開

IBMは以前よりPowerプロセッサのOpenCL対応を研究している様ですが、ちょうと筆者がIntelのOpenCL SDKに関する記事を書いている時に、Powerプロセッサ向けOpenCL1.1準拠の開発キットを公開した様です。
http://www.alphaworks.ibm.com/tech/opencl

CPUの牙城がGPUによって倒されようとしている中、AMDは早々にCPUとGPUを融合し、Intelも色々な試みでそれに対応しようと模索を続けていますが、それとは別にCPU向けのOpenCL開発キットが続々と登場してくるのは色んな意味で楽しみです。

筆者の行いました調査によりますと、やはりGPUの演算能力には圧倒的な物がありますが、CPUもそれなりに良い結果を出しております。

今回登場したOpenCLの開発キットによって、他のOpenCLソフトが同じロジックのまま容易に移植出来るはずですから、PowerプロセッサにGPGPUに対抗出来る能力が有るのか興味が有ります。LuxMarkやratGPUの様なオープンソースのレンダリングエンジンを使った物は関係者が居れば早々に対応バイナリを出しそうですね。

筆者は現役プログラマ時代にはIBMが主催するグリッド系の集まりに度々参加する為に箱崎に足を運んでおりましたので、IBMがこういった分野の研究や実践をかなり以前からやっている事は存じておりますし、ヘテロジニアスマルチプロセッサとして有名なCELL BEの開発にIBMが携わっている事は多くの方が知っている事と思います。

そんなIBMがPowerプロセッサ向けOpenCLの研究を続けていると言う事は、今後、GPUと統合されたPowerプロセッサ、具体的にはCELL BEの発展形の様な物をスパコン市場向けに出してくるかもしれませんね。
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DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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