初の中国本土からの直送便

一昨日、被災地を東京大空襲直後の帝都と錯覚しつつボランティア活動してきた筆者は、映画や親族などから伝え聞いてきた戦時下の日本に居る錯覚から抜け切れておらず、この様に質素で漢字ばかりの伝票のみが張ってある小さな小包を持った制服に制帽をかぶり腕章をした郵便局員に差し出された中国語の伝票に受け取り印を捺印する瞬間に、戦時中の日本占領下と云われた満州国から届いた品と錯覚してしまいました。
DSC00915.jpg

話は続いているのですが、突然雰囲気が変わりまして・・・
中身は、伝票にOLD CPUとあります様にコレです。
DSC00916.jpg
大陸の人らしいザックリとした取り扱いで帯電防止スポンジなどは有りません。周囲は帯電防止シートで覆ってありました。
伝票上の記載は数量1、価格5$ですが、実態は数量5、価格xxx$ですw

今と成っては日本でまとめて入手するのが困難なMMX Pentium 266MHzです。
DSC00918.jpg

何に使うかと言いますと、最終目標はATX586やC-P55T2DでDual-CPU動作を目論んでいます。
ですが、コア電圧が1.9VかつIO電圧が2.6V(通常品は3.3V)と規格外ですから、VRM改造か、Dual対応の電圧変換下駄を別途用意しなければいけません。
以前、こんな事をして轟沈されましたので、Dual実績のあるMMX233と同じパッケージ様の266MHzを5個仕入れてみた訳です。300MHz版はTCP(TapeCarrierPackage)しか無いらしく(本当はどうかしりませんが・・・)ソケット7に直接挿せる製品ですと266MHzが最上位という事の様です。300MHzのTCP版の派生製品はくどい様ですが以前、こんな事をして轟沈されました

と言う事で、コア電圧1.9VかつI/O電圧2.6Vに標準対応しているFW-5VGF+/Ultra-1.00で266MHzや300MHz動作を検証してみます。TDPが低いモバイル品ですから300MHz動作させてもデスクトップで使うぶんには支障無いのではと予想してみます。

で、FW-5VGF+/Ultra-1.00にて倍率設定を試してみましたところ、
SW1
 5  6  7
OFF OFF OFF 3.5x 233MHz
OFF OFF ON 3.5x 233MHz
OFF ON OFF 3.0x 200MHz
OFF ON ON 3.0x 200MHz
ON OFF OFF 2.0x 133MHz
ON OFF ON 2.0x 133MHz
ON ON OFF 2.0x 166MHz
ON ON ON 2.0x 166MHz
全パターンで試して最高クロックが233MHzでしたorz
Intelが公開しているデベロッパー向けガイドを読んでみます・・・

追記:
未だ読んでる途中ですが、マザーボード製造業者向けのドキュメントを見ていたら、x4設定(つまり266MHz動作)ピンの説明書きを見付けましたCPUの該当ピンを折るだけでいけるかも?
もう少し調べてみます。

追記2:
通常のP55CにはBF0/BF1というピンが有り、その周辺にNCが数本有ります。
MMX266は通常のP55Cに加えBF2というピンが追加に成っていますので、恐らくNCのどれかがBF2に成ったのだと思います。
で、TX97-Xの倍率設定ジャンパを見ると、まんまBF0/BF1/BF2というシルク印刷が有り、筆者所有のリビジョンはBF2が未実装ですが、別リビジョンでBF2が実装済みなのも実在する事を確認しております。
ですが、恐らくこのBF2とは別のピンが本当のBF2だと思われます(FW-5VGF+で失敗経験済みの為)

追記3:
I/O電圧(2.5~2.6v)を2KΩと270Ωで分圧したものをBF2と接続しろと書いてありました。I/O電圧が3.3V固定?のTX97-Xではどうしましょうね?


ベースクロックを上げれば300MHzでも可でしょうけど、それではATX586やC-P55T2DでのDual-CPUには結び付きません。

起動画面はこんな感じで、
DSC00919.jpg
CPUの名称がTillamook-MMXに成っています。
TillamookとはモバイルMMXの開発コード名で、通常のMMXとは製造プロセスが0.35->0.25micronにシュリンクされ低電圧化、低発熱化した別ダイの様です。ということはDual動作に不安がよぎります・・・
パッケージの外観が同一でも、中身のダイが別物で、しかもモバイル専用改良品とすると、Dual機能は省かれていても何ら不思議は有りませんね。

というか、CPUを認識はするのですが、この画面から先に進みません。POSTコードは終始“FF”のままで状況が全く判りません・・・BEEP音用のスピーカー付けてみるかなぁ
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No title

SL2Z4はI/O電圧3.3Vでも動作するそうです。
そしてどうも4倍設定しないらしいです。
ttp://www.geocities.jp/lileenchantee/socket7_cpu_collection.html

NV4下駄でFSBを1.5倍にして100x3動作とかどうでしょう?

Re: No title

度々コメント有難うございます。

> SL2Z4はI/O電圧3.3Vでも動作するそうです。
そうですね。BIOS起動までは動作しました。

> そしてどうも4倍設定しないらしいです。
> ttp://www.geocities.jp/lileenchantee/socket7_cpu_collection.html
昨日おなじHP読みましたが、実際にそうなりました。
Intelの出しているマザー製造者向けのドキュメントを読み始めましたが、未だ4倍設定の肝には到達しておりません。
けど、必ず4倍にする何かが有る筈だと思っています。
モバイルにありがちな、起動時クロックは低くて、OS制御下で倍率変動っていうパターンなのかも?

> NV4下駄でFSBを1.5倍にして100x3動作とかどうでしょう?
430HXでの利用が大前提なのでFSB66x4或いはFSB66x4.5での動作を目指しています。
後ほどTX97-Xでも動確してみます。

No title

430HXってNV4下駄ダメでしたっけ?
下駄側のクロックマルチプライヤでFSBを1.5倍するのでFSB100設定無いマザーでもいけると思ったのですが…

Re: No title

> 430HXってNV4下駄ダメでしたっけ?
> 下駄側のクロックマルチプライヤでFSBを1.5倍するのでFSB100設定無いマザーでもいけると思ったのですが…

PC98の430HXとK6-2/2+/III/III+で動くという情報が散見されますが・・・

私にとっての430HXの位置づけはデュアルソケット7と同義なところがあり、デュアルソケ7が出来ないなら430HXは私にとって廃棄物となります。

仕組みとしてFSBを採用するシステムのデュアル構成は、通常のシングルソケット品とくらべFSB部分をダウンクロックしないと動かないケースも有るくらいクリティカルな部分になります・・・という事が常に頭をよぎりまして、FSBのOCには自然反射的に抵抗感が付きまといます。

もちろん、チップセットとの接続部分は定格速度となる訳ですが、430HXが相手にするのは直CPUではなく2個のNV4に付いているクロックマルチプライヤと云う事になり、この2個のマルチプライヤとのネゴシエーションが非常にシビアになってくるでしょう・・・

ですが、もしNV4下駄を使うとTillamook266MHzがDUALかつ300MHzで動いてくれると言うなら、もう他に言う事無しです。

今までNV4下駄はオクで時々見掛けましたがK6前提の品っぽく見えて(つまりDUAL考慮してないのでは?)スルーしています。ピン数もCPUに付いているピンより少なく、後ほど結線されていない(つまり付いてない)ピンの機能を調べてみようと思います。

他に、C-P55T2Dでのデュアル構成にした時の下駄内臓VRMの物理干渉的な事も課題に成ります。

CPUピンの個々の機能が判る資料が手元に有りますので、下駄に実装されていないピンの機能はすぐに判りますので調べてみます。

Re: Re: No title

NV4下駄の未実装ピンを一通り調べてみました。

VCC2:コア電圧
BF0:クロック倍率
BF1:同上
INC:接続しないピン

コア電圧を自前で生成しているNV4下駄がVCC2ピンを実装していないのは納得です。
クロック倍率を自前で設定しているNV4下駄がBF0とBF1ピンを実装していないのも納得です。
INCピンは、そもそも接続しないピンなので、実装されていなくても問題無しで納得です。

と云う事で、DUALでも動くのかもしれませんね?
プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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