GA-586DX テスト起動

懲りずにソケ7のデュアルソケットマザー3台目ですw

GA-586DX
DSC00958.jpg

マニュアルによりますと、P55C(つまりMMX Pentium)対応と書いてありPCB Revも2Aでしたので期待していましたが・・・
DSC00951.jpg
この様にコア電圧の設定ジャンパが未実装です・・・

そこで、PCBが2Aな事も有り、自動認識なのか?と甘い期待をよせつつコア電圧を計測してみますと・・・
DSC00950.jpg
ぎょえェェェェェェェ
3.5Vぢゃないですか!!!
速攻で電源強制OFFです


コア電圧生成は、スイッチング方式ではなく、7A仕様の3端子レギュレータ2個(個々のCPUに1個づつ)による降圧でした、が、MMX233の仕様をみますと2.8Vのコア電圧で6.5Aを消費すると書いてあります・・・ギリギリというかレギュレータの定格電流の90%以上なんですけど・・・大丈夫なんでしょうかね?
追記:
試しにMMX233でMemtest86+実行中に放射温度計でCPU1側3端子レギュレータを測定しましたら撮影には失敗しましたがMAX59.1℃で触ると火傷しそうな熱さでした。撮影できたのは下の写真のMAX57.5℃ですが、いづれにしろ大きめのヒートシンク付でファンで風も当ててますが60℃くらいに成ってCPUより熱い状態なので何らかの対策が必要だと思いますし、これが原因でMMX対応のジャンパやx3以上の倍率設定を実装しなかったのかもしれません。
追記2:
3端子レギュレータのデータシートによりますと150℃までOKだけど長期利用には120℃以下にしてくださいと・・・そんな熱いのは嫌です低融点のハンダなら熔け始めますよ・・・
DSC00984.jpg


若干の不安を感じつつ、未実装だったジャンパをハンダ付けして、再計測しました所・・・
DSC00953.jpg
2.8Vに成りました\(^o^)/

そこで、早速 MMX-Pentium 233MHz を2個取り付け、倍率設定を行い起動しましたが・・・
DSC00955.jpg
この様に何故か133MHzですorz
P54C(MMX無しのPentium)ですと1.5x 2x 2.5x 3xの全ての倍率設定が機能しますが、P55C(MMX-Pentium)ですと2xと2.5x、つまりFSB66MHzでは133MHzか166MHzでしか動作しません。何故でしょう???
CPUはちゃんとSL27Sの刻印が有りますし、同じSL27Sの3個で試して同じ結果です・・・

追って詳しく調査してゆこうと思います。
追記:
データシートを見ますと、倍率設定ピンBF0とBF1が有り、P54Cは両方ともプルアップですが、P55CはBF1は同じくプルアップなのに対しBF0側だけプルダウン(CPU内部配線がプルダウン)に成っていました・・・
明日、BF0ピンのプルアップ->プルダウン対応改造をしてみようと思います。

追記2:
上記BF0ピンのプルダウン対応改造ですが、以前、MMX266に付いて調べたときにVcc3(I/O電圧)を2KΩと270Ωで分圧したものを接続と書いてありましたがMMX266とは電圧や根本的な仕様が異なるので参考程度にしかなりません。ネットで調べているとVcc3をBF0に直結すると3xや3.5xで動作するという情報が散見されます。ですがGA-586DXはディップスイッチで倍率設定する際にBF0をGNDに落とす為、そのままVcc3をBF0に直結すると、間違ってディップスイッチを操作した場合にVcc3とGNDが短絡してしまいます。GA-586DXはATマザーですからI/O電圧の3.3Vもマザー上の降圧回路で生成しています。こちらは2A仕様の三端子レギュレータで降圧し、そのまま給電されているので保護回路が無く心配です。そこで念の為Vcc3を手元に有る適当な抵抗でBF0に接続し、倍率設定のディップスイッチを取り外してしまう事にしました。気になるのはリセット関連ですが・・・データシートによると詳細は割愛しますがリセット動作にBF0も関係しており、そこが少々不安ではあります・・・

追記3:
233MHz化に成功しました。次の記事に方法を詳しく書いてますが、I/O電圧の3.3VをBF0直結で問題なさそうです動作はしますが一応、分圧抵抗を入れた方が良さそうです。
Intelが出しているマザーボードデザインガイドにBF0/BF1の外付け抵抗に付いての記述を見つけました。
曰く、BF0/BF1の外付けプルダウン抵抗は500Ω以下、外付けプルアップ抵抗は2.2KΩ以下、と書いてあります。これはモバイルMMXのデザインガイドに記載された2KΩと270Ωで分圧して・・・の記述と併せて考えると整合性がとれると思われ、270ΩでBF0をプルダウン、2KΩでBF0をVcc3(3.3V)にプルアップにすれば間違いないと思われ、後程、動作検証してみます。


ちなみに、PCIスロットには3.3V電源が来てませんでしたので、例によってフレキシブル基板を使った3.3V給電改造の予定です。
DSC00959.jpg
下段のオレンジLEDが点灯すると3.3Vが給電されている事になりますが点灯しないため3.3Vは給電されていません。

それと、このマザーもP65UP5と同じく、マザー上にはボタン電池が無く、DALLAS製リアルタイムクロック採用品です。
DSC00937.jpg
幸いにもソケット形式なので今でも入手可能な新品と交換するだけでOKですから先日この記事で書いた様に既に発注済みであとは交換するのみです。
但し、このマザーにはCMOSクリアの機能が無いので、CMOS(と言うかNV-RAM)クリアの機能を付ける改造を目論んでいます。

追記4:
早速届いたので交換しました。
DSC00978.jpg
型番がDS12B887からDS12C887+に変更に成っていますが、この板には元々DS12C887が付いていたのでたぶん大丈夫だと思います。末尾の“+”が何を意味するのか未だ解っていませんが、おいおい調査します。とりあえず問題なく動いています。
型番以外に、ゴミ箱に捨てるなよマークが追加されていますね。こういう所で時代の変化を感じます。

追記5:
型番末尾の+マークは、鉛フリー/RoHS対応でした。

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DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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