玄人志向 SATAX2D-IDE を古いマザーで試してみる

玄人志向 SATAX2D-IDE
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こいつの他に無い特徴は変換チップを2個搭載しマスター/スレーブの両方に対応している事と、他にATAPIの光学ドライブが利用出来る事、コネクタが上向きの為プライマリ/セカンダリの両方に隣接して挿せる事などからIDEコネクタしか搭載していない旧マザーにPCIスロットを使わずに4個のSATAデバイスを接続可能にする救世主と成るかもしれません。

とあるサイトでLinuxのDVD-ROM起動が出来ない様な記述を見付けましたが、それはこの製品の問題ではなくマザー側のBIOSの問題ではないかと筆者は予想します。つまり、ブートセクタのサイズが大きいと対応出来ないBIOSが存在するのですが、その為では無いかと?

さて、筆者はGIGABYTE GA-586DXという430HXを搭載したDUAL Socket7マザーで試してみました。
結論から書きますと正常動作しました
といいますか、実はこのマザーは以前より類似品を多数試して1つしか正常動作しませんでしたので相性がとてもキツイのですが、それにも関わらず動作し、かつマスター/スレーブが両方利用出来る事からIDEしかないマザーには欠かせない逸品と言えるかも?しれません。
電源とSATAの両方が上向きな為、プライマリ/セカンダリの両方に挿して使っても物理的に干渉しない事も、この製品の良い点かもしれません。

類似品
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これら(特に見た目も似た左側の赤い4個)と比較して(中国製と台湾製の差かもしれませんが)玄人志向 SATAX2D-IDEは工作精度が高く、良品と言えそうです。
GA-586DXでは左上の1個のみが正常動作でしたが、コネクタの向きの関係で2枚挿しが出来ずSATAポートも1個しかない為、以前はHDD/SSDと光学ドライブの両方をSATA化する事が出来ませんでしたが、玄人志向 SATAX2D-IDE は、それを可能にしてくれました。


とは言え、マザーによっては一工夫必要なケースもありそうです。

GIGABYTE GA-586DXで問題に成ったのがコレです。
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本来、この位置はキーですから、この製品の、この対応は正解です。この白い詰め物が誤まって逆挿ししない為の防止で、規格上もキーに定義されています。
IDEケーブルも、この様に塞がっているのが(特にATA66以降)一般的です。
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ですが、古いマザーの中には今回のGIGABYTE GA-586DXの様にキーのピンが付いちゃってるIDEコネクタを搭載したマザーも有り、その場合は無改造では挿せません。
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と言うか、その為に今までは挿せないIDEケーブルが多くて困っていたという側面もありますが・・・

それを含め、マザーボード側を改造する事にしました。

ツールはコレです。
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数年前に購入し殆ど使わずにいたツールが役に立ちました。こういった稀にしか使わないけど特定の用途で重宝するツールが筆者は好きです。

ピンのピッチより若干ツールの方が太い為、目的の位置に強引に根元まで押し込んでキーの位置に有るピンを、この様に切断しました。根元から切断しないと接触不良の恐れ有りです。
DSC01705.jpg
この改造で今回の玄人志向 SATAX2D-IDEのみでなく、今まで挿せなかったIDEケーブルが全て挿せる様に成った訳ですから、いづれにしろやっておいた方が良い改造と言えるかもしれません。
但し切断するピンを間違うと元に戻せないですが(笑)
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DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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