GA-586DX(MMX 233MHz)を実用レベルに仕上げる

以前の改造後、色々試した結果、安定して動作する(ベンチ及び一日中使い続けて問題なし)に成ったので、構成やOSインストール手順を記録として残しておきます。(つまり自分用メモです)
比較的軽い掲示板やSNSやブログ、メール程度なら問題無く使えます。画面が大きいのでスマホより便利な場面もあります。
あとは、ソリティアとかも問題なし。但し動画を大画面で楽しむのは難しいですし3D関係も無理ですね。

OSのインストールですが、その前に・・・
前回はこうでしたが
DSC01676.jpg
3.3VラインをCPU-Vioに追加しました。
DSC01799s.jpg

その他に、V-Core生成用のVRMを電圧降下を考慮して2.85Vに変更し、VRM基板とマザーを接続するケーブルを太い物(電動ラジコン用の太いシリコンケーブル)に変更しました。

GA-586DXはオリジナルの状態ではVioとVcoreが両方とも3.5Vですから、それより低電圧の3.3Vや2.8Vで長期安定するとは限りません。

接続したPCIカードも認識はしても動作が若干不安定に成る事があり、まぁ、この時代はPCIの初期ですから、33MHzでさえ安定した信号のアイパターンを保つのが難しかった時代かもしれません。

GA-586DX への Windows2000 インストール手順

1:BIOS設定は別途画像を参照
2:インストール初期の構成
  PCI#4:
  PCI#3:GeForce 6200A (ZOTAC ZT-62APH2N-HSL)
  PCI#2:SATA&IDEカード (ACARD AEC-6293) -> 光学ドライブ
  PCI#1:--- このスロットは動作不安定 ---
  ISA#4:3Com EtherlinkIII
  ISA#3:
  ISA#2:Creative SoundBlaster 16 PRO
  ISA#1:
  IDE#1:SATA変換(玄人志向 SATAX2D-IDE) -> SSD (Intel X25-M) HDD
  IDE#2:
  追記:稀に不調に成る事が有りイベントビューワを見ましたらSSDへのアクセスエラーが同じタイミングで発生している事に気付きました。HDDでは今のところ問題が出ない事からSSDのアクセス速度が速すぎて当時のチップセットでは追い付けないのではないかと予想します。
3:マザーのオンボードIDEはBIOSに32GBの壁が有りBOOTは32GB以下の領域に限定
  予め、別マシンで先頭32GB以下の位置と容量のパーティションでフォーマットした
  物を用意する。
  フォーマットの際に、ドライブを割り当てない事が重要。割り当てるとセキュリティ
  関連の情報が書き込まれてしまうので後にWin2000のインストールに失敗する。
  32GB以上の領域に別のパーティションを作成し、グラボのドライバやDirectXや
  電源ドライバ(APMシャットダウン)を入れておくと後で便利。
4:マザーのディップスイッチでFSBを50MHz設定に変更
  AEC-6293はPCI33MHz状態のGA-586DXだと動作が不安定になる
  そこでFSBを下げてPCIクロックを30MHz以下にする。
  AEC-6293を使う理由は、INT13BIOSを更新しCD-ROMでのBOOTを確実にする
  為で、AEC-6293にSSDをつなげば上記の理由で32GBの壁も超えられるが同時に
  PCI33MHzでの動作が不安定に成るので、別のINT13BIOSを持ちGA-586DXと
  相性の良いカードを探すべき。
  というか、オンボードSCSIを使うのが一番安定するのかもしれない。
5:Windows2000SP4 インストールCD-ROMから起動
6:インストーラ起動直後にF6キー連打
7:AEC-6293のWin2000用のドライバをフロッピーより読み込む
8:上記で予めフォーマット済みのパーティションにインストールを完了させる
9:PCI#2:SATA/IDE (ACARD AEC-6293)のドライバを削除し、シャットダウン
10:PCI#2:SATA/IDE (ACARD AEC-6293)を外す
11:マザーのディップスイッチでFSBを66MHz設定に戻す
12:GeForce 6200A 用のドライバをインストール(100番台のドライバ、例:197.45)
  ZOTAC GeForce6200A PCI は 上記のAEC-6293とは逆にPCIクロックが
  33MHz以上でないとドライバインストール後に不安定に成る(画面が化ける)

13:DirectX9.0cをインストールdxdiagを起動しディスプレイのでAGPと3Dを[無効]
  Direct3DのうちDX8以上のファンクションを使うと必ずBSODが発生する為、
  現時点では無効化が必須(DX7は軽快に動作するので惜しい…)
  他に回避策が無いか探る予定。
14:IE6SP1 をインストール
15:Windows Update を実行し、全てインストール
16:PCI#2にUSB1.1を挿す、この時点での構成はこうなる(変更箇所は赤字)
  PCI#4:
  PCI#3:GeForce 6200A (ZOTAC ZT-62APH2N-HSL)
  PCI#2:USB1.1 (inland PRO PCI TO USB)
  PCI#1:--- このスロットは動作不安定 ---
  ISA#4:3Com EtherlinkIII
  ISA#3:
  ISA#2:Creative SoundBlaster 16 PRO
  ISA#1:
  IDE#1:SATA変換(玄人志向 SATAX2D-IDE) -> SSD (Intel X25-M)
  IDE#2:光学ドライブ
17:セキュリティソフト(NOD32は2012年時点でWin2000対応)をインストール
  NOD32の最新版はWin2000での動作要件が400MHz以上ですが、本機は
  233MHzとは言えDualなので、なんとか使えるように動作してくれます。

注意事項:
3Com EtherlinkIII ISA はWinXPではドライバが入らないので別のNICを使う必要あり
SiI系のSATAコントローラはPCI#4に挿すのが最も相性良いが、稀にフリーズする
USBに機器(USBメモリやUSB-HDD)を接続した状態で起動すると異様に時間がかかる
USB2.0の様なマルチファンクションカードはオリジナルのBIOSでは利用不可
IEEE1394はシングルファンクションなので利用可、高速な外付けHDDには有利

BIOS設定
DSC01816.jpg

DSC01817.jpg

DSC01818.jpg

DSC01819.jpg

DSC01820.jpg

DSC01821.jpg
※:上図のIRQ15をPnP設定にして下図のPCI Slot IDE 2nd ChannelをEnableにするとPCI#4に挿したSATAカードにIRQ#15が割り当てられる事を(SiI-3512で)確認済み。
DSC01822.jpg
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR