SLI Bridge や CrossFireX Bridge は実際のところ何に使われているのか?

何?と言われてもSLIやCFXを構築する為のものに他なりませんが、じゃあ、実際のところ、あのブリッジはどんなデータをどのくらいの速度で転送してるんでしょうか?というのが今回のテーマです。

SLIブリッジに付いてはnVidiaの公式見解によりますと1GB/sの帯域でシンクロ情報やピクセルデータを転送している様です。

対するCrossFireXに付いてはAMD/ATiによる公式見解には辿り着けていませんがAnandTechが過去に行った調査によりますと物理層に1GHzより若干低い周波数で12bitのパラレル転送が可能なI/Fを使って、SLI同様にピクセルデータを転送している様です。仮に0.8GHzと仮定して12bit×0.8GHz÷8bit(1Byte)=1.2GB/sとなり概ねSLIと同じ帯域幅で同じ様なデータを転送する為に使っている様です。

ここで今回のテーマは完結出来ますが、筆者的に気に成るのが画面描画専用の(GPGPUには無関係の)機構って事に成るんでしょうか?という事です。

実際、CUDAやOpenCLでSLIやCFXの様なインターコネクトを活用するというのは余り聞きませんし、それっぽいAPIも見当たりません。但し、nVidiaのマルチGPU環境でCUDAやOpenCLを活用する際には若干関係しているっぽいふしもあります。といいますか、筆者の13号機はマザーがnVidiaからTesla認定を受けた物なのですが他のマザーとは若干異なる挙動をします。nVidia製のチップセットを使ったマザーも異なる挙動です。

話をGPU側に戻して、画面を描画する機能の無い演算専用のTesla C1060ではどうかと云いますとSLIコネクタがちゃんと付いてます。
DSC01920.jpg
GeForeceのSLIコネクタと同じ位置にカバー付きでSLIと書いてあります。
DSC01921.jpg
この様にカバーを取り外しますとGeForce SLIやQuadro SLIと同じコネクタが現れます。
DSC01923-2.jpg
とは言えTeslaはQuadroと共通基板の様ですからTeslaのSLIコネクタは痕跡器官の可能性もあります。
DSC01929.jpg
ですがSLIコネクタの隣にはQuadro G-Sync用らしきコネクタも取り付けられているのでQuadroとセットでMaximusの様なものを想定していた可能性も・・・
DSC01925.jpg
奥のほうにBGAの空きパターンが有りますが、SLI関連ではなくアナログVGA関連かもしれません。

見れば見るほど謎が深まります。

後ほど実証実験も含めSLIブリッジに付いてより詳しく調べてみようと思います。
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DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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