Avoton DUAL マザー

Avoton と言うと聞き慣れない人も居るかもしれませんので簡単に説明するとデータセンター向けのサーバに特化した Atom で(もちろん、それ以外の用途でも使えますが)、演算性能よりもI/O性能を重視したx86-64系のCPUの様です。自作するとしたら自宅鯖向けと言えそうです。

このAvoton C2750を簡単に説明すると
 TDP 20W
 8-Core/8Thread@2.4GHz(non Turbo)

前世代のAtomとの違いはSSE4対応、HyperThread廃止、物理多コア、アウトオブオーダ・・・つまり全くの別物と言えそうです。

そのCPUを2個搭載したマザーが↓です。

Super Micr A1SA2-2750
A1SA2-2750.jpg

ただし、これ、DUALと言ってもSoCなのでソケットじゃなくてCPUが基盤に直接半田付けされています。

そして、SMPとかNUMAとかじゃなくて、2Node・・・つまり物理的には1枚の板でも論理的には2台の独立したサーバとして稼働するクラスタサーバ向けの板で、3Uラックマウントの筺体に12枚挿して24ノードのクラスタを構築するという代物です。コア数で言うと 8Core × 2CPU × 12枚 = 192コアですから3U筺体の中で192セッションを(タスクスイッチ無しで)同時に処理出来るという事でしょう。ミドルタワーケースに8×24=192コアのクラスタと言う事です。この電源が1600Wリタンダントなので1ノードあたり8コア@66Wで、この66Wには4台のSATAストレージ・・・つまりSSD4台の電力込みです。どこかが故障した場合、RAIDで保護とかではなく構造的にみて2ノードまるごと交換って事でしょう。

データセンターに特化している為、グラボは挿せません。たぶんARMの高密度クラスターに対抗する事に特化した戦略的な物です。

写真右上のPCIeスロットの様なコネクタはSATA3を4ポート合わせたコネクタで、電源もこのコネクタ経由で接続する様です。電源とSATAを1個のコネクタにまとめ、それを専用ケーブルで(ホットプラグ可能な)バックプレーンと接続する仕組みの様です。つまり、この板で普通に自作するのは難しそうで、バックプレーン相当の機能を自作(しかしマニュアルにはピンアサインが掲載されていないので個々のピンを自分で調査)するか、或いはバックプレーンとセット購入して自作するか?という事になりそうです。
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No title

市販されているケースには突っ込めないでしょうね。
特に地方じゃ絶対これをいれるのは、お目にかかれませんね。

Re: No title

> 市販されているケースには突っ込めないでしょうね。
> 特に地方じゃ絶対これをいれるのは、お目にかかれませんね。

サイズ的には E-ATX / SSI EEB より縦横とも小さいのでE-ATXが収まるケースなら入りそう?
その場合でも取り付け穴やI/Oシールドは自作するしかなさげです・・・

一番の問題は、電源とSATAのコネクタを一緒にした独自コネクタのピンアサインが判らない事には・・・
プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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