IBM PC/AT 互換マザー初デュアルソケットかもしれない板

偶然ネットで拾ってきた画像です。現物を持っている訳ではありません。

写真の486下にあります空きソケットは、ソケットサイズから推測するとオプションの演算チップ用ではなくCPUソケットが二つで80486(i486)のデュアルソケットマザーだと思われます(答えは後半に)。オプションの演算チップ用ソケットパターンらしきものが右上にあります。
4862-1-16481_Rev_B8.jpeg

IBM PC/AT 互換かどうかさえ判りませんが、ATキーボードコネクタらしきものとEISA/ISA拡張スロットやAT電源コネクタらしきものなどがAT互換らしさを醸し出していると思います。

もしこれがSMP動作可能だとすれば82489DX(初代APIC)を3個搭載しているハズです。SMP動作しないのであれば電圧やクロックが異なるソケットを2個用意した板なのかもしれません。

型番らしき記載として 4862-1-16481 Rev B8 という記載があります。

WindowsNT4.0 ならSMPで動くのではないかと思いますが Windows2000 ですとシステム要件を満たしていません。

写真を見付けてしまうと現物が欲しくなってきますね。

ところで、電池はどこだろ?
DALLASも見当たらないし・・・

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空きソケットは、こういうオチでした。
Hauppauge4860.jpg
つい先ほど読者の方に教えて頂きました。
空きソケットに i860 が刺さる Hauppauge 4860 という機種の様です。

謎だった電池ですが、こちらの記載によりますと、どうやら電池は外部接続する仕様だった様です。(DALLASだと交換手段が無いので困ったであろうと書いてありましたがDALLASまだ売ってます!

i486 と i860 が同一クロックで動作する様に設計されている様です。メモリを共有しているならAPICが使われているのかもですね。

けどこれ、ある意味で凄いですよ。
今で言うところのヘテロジニアスマルチプロセッシングやhUMAそのものを20年前に体現していますよね、きっと。
486とソケット互換でどちらも挿せるとかいうオチなら更に楽しそう。
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No title

違います
このマザーボードはHauppauge 4860です
もう一方にはi860が搭載されるのです

Re: No title

> 違います
> このマザーボードはHauppauge 4860です
> もう一方にはi860が搭載されるのです

うおー
これですね
http://www.geekdot.com/hauppauge-4860.html

噂の黒歴史i860がこんな所に登場するとは!

No title

昔のPCだとメイン・描画用に汎用CPUを使っていたFM11が
ありましたが、その類いではないでしょうか?

http://www.hotchips.org/wp-content/uploads/hc_archives/hc02/3_Tue/HC2.S6/HC2.6.4.pdf


Re: No title

> 昔のPCだとメイン・描画用に汎用CPUを使っていたFM11が
> ありましたが、その類いではないでしょうか?

FM11が発売されていた当時はメインメモリにVRAMがマップされフレームバッファとして機能する機種が多かったと思います。むしろ私は当時DOS/V互換機にグラフィックボードなるものが必要だと知って驚いた程でした。しかしFM11搭載の6809と8088は両方同時には動かない様です。

i860は当時としては珍しくGPUを内蔵してますので、APUの様なCPUです。頂いたドキュメントにも記載されていますが、メモリを共有して並列動作出来た様ですから革新的だと思います。VLIWの浮動小数点演算機を搭載するなど、GCN以前のRadeonを彷彿とさせますね。しかしマザーボードにはディスプレイ接続用のコネクタが搭載されていないので、レイトレーシングの演算用の様な用途を想定したのではないか?という気がします。しかしフレームバッファという記述があるので、それをどうやってDACに送りディスプレイに表示していたのか?

> http://www.hotchips.org/wp-content/uploads/hc_archives/hc02/3_Tue/HC2.S6/HC2.6.4.pdf

この資料、とても参考に成ります!
ねこあたまさん、ありがとう!

No title

このマザーが出た頃、雑誌のSuperASCIIではDOS/Vが連載記事として出ていましたが、メインはUNIX関係で、製品紹介記事ではSparcやR3000を使ったWSで、3D編集やビデオ編集が簡単にできるような事を書かれていたように記憶しています。
このマザー構成図(20ページあたり)から考えてPCUNIX上でビデオ編集を意識していたのでしょうが486の性能では、きつかっただろうと思うのです。

Re: No title

> このマザーが出た頃、雑誌のSuperASCIIではDOS/Vが連載記事として出ていましたが、メインはUNIX関係で、製品紹介記事ではSparcやR3000を使ったWSで、3D編集やビデオ編集が簡単にできるような事を書かれていたように記憶しています。

たぶん、その頃私は仕事でSPARCstation2やEWS4800を使っていた頃だと思います。
元々やりたかったのは3Dでしたが、職場の流れ的に業務系システムのオープン化という流れの中で仕事をしてましたね。

> このマザー構成図(20ページあたり)から考えてPCUNIX上でビデオ編集を意識していたのでしょうが486の性能では、きつかっただろうと思うのです。

確かにPCUNIXの記載が有りますね。
興味深いのは、マザーボードのリビジョンが結構多い様なので、何らかの特定分野で長期間利用されていたのではないか?と思うのです。
記事中で最初の画像にあるのがRev.B8で後半にある画像の板がRev.D2なんです。ですから、かなり量産されていると思うのです。
それと、Rev.B8ではi860が搭載されていない写真となっていますので、i860はオプション扱いだったのかも?しれませんね。

i860を搭載する場合、フレームバッファをDACに送る方法は、ここに記載されていました。
http://www.geekdot.com/hauppauge-4860.html
しかし出力がBNC3本ですね?BNCの場合は5本だと思っていたのですが3本だとモノクロ?でしょうか?それとも固定解像度なら3本でもOKなのか?・・・
プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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