あえて SocketC32 マザーのまとめを書いてみます。

あえてSocketC32マザーのまとめを書いてみます。
ここに掲載出来そうな自作向きマザーは恐らく3種(とそのバリエーションモデル)しかありません。
PhenomII X6 1055TやFX-8120などに相当する性能と機能を持った比較的安価なOpteronを2個搭載出来るマザーです。機能や性能的にはSocketAM3+を2個搭載しているのに相当するのではないかと思います。但し基本的にはオーバークロックに対応していません。クロックを上げる事よりもコア数を増やす方向性です。

その他のソケットに付きましては、下記にてまとめています。
Intelマザーのまとめ
 Socket7 / 8, 1, 2, 370 / Socket604 / SocketM
 LGA771 / LGA1366 / LGA2011 / LGA2011 v3
AMDマザーのまとめ
 SocketA / Socket940
 SocketF / SocketC32 / SocketG34 / Zen
VIAマザーのまとめ
 nanoBGA / QuadCore

特徴別リスト
 ・SocketC32プラットフォームではDDR3かつPCIe Gen2.0が標準です。

SLI 対応マザー
 ありません。しかしフル帯域での4Way-CrossFireXを組めるマザーは有ります。
 nVidiaとの蜜月は前世代SocketFの途中でAMDがATiを買収した事で決定的に終焉を迎えました。

ATX (SSI-CEB)フォームファクタ対応マザー
 SuperMicr H8DCL-i (1x PCIe x16@x8signal) (3x PCIe x8)
 ASUS KCMA-D8 (1x PCIe x16) + (x8 in x16) (3x PCI)

SocketC32のフルスペックマザー
 TYAN S8225 (4x PCIe x16) (19号機)


マザー概観
※画像はバリエーションの差異により実物と若干異なる場合があります
※ブロック図はバリエーションの差異により実物と若干異なる場合があります
※ブロック図は、かなり省略してあります

ASUS KCMA-D8
KCMA-D8.jpg KCMA-D8-IO.jpg
KCMA-D8-BDG.png
 PCIスロットを3本搭載、PS/2キーボードやマウス、D-SUB15pinのVGA、COMポートなど、全体的にレガシーデバイスを意識した構成で古いPCの周辺機器やPCIカードやグラボなど多くを流用しつつ最新のデバイスにも対応するのに適したマザーだと思います。ATXサイズにしたのも、そういった意図があるのかもしれませんね?
 このマザーにはバリエーションモデルが無く、その代わりにPIKEというASUS独自の拡張スロットが上の写真でみると一番下にあり、ここに専用SASコントローラ等を挿す様に作られています。

TYAN S8225
S8225.jpg S8225-IO.jpg
S8225n-BDG.png
 LSI SAS2008搭載の有無で2種類のバリエーションモデルがあります。
 PCIe Gen2.0 x16 スロットをフル帯域で4本装備していますので 4Way-CrossFireX を組む事でAMD最強ワークステーションが組めるかも?しれないマザーです。筆者の19号機として活躍しており、使用感としては適切な省電力が働いている様で負荷を掛けなければ静かで比較的低消費電力、負荷を掛けるとそれなりに仕事をしてくれます。
 ちょっと変わった特徴としてはEthernetポートが4個搭載されている事で、仮想マシンを使ったクラウドホストを構築してみるのも面白いかもしれません。
 I/Oパネル側にオーディオ端子が有りませんが、オンボードでサウンド機能を搭載している為、ピンジャックからケースフロント等にあるオーディオ入出力端子と接続できます。私はマザー付属のオーディオブラケットを使ってオーディオ端子を設置しています。
 このクラスとしては激安で組めるのも特徴と言えそうです。

SuperMicr H8DCL-i
H8DCL-i.jpg H8DCL-i-IO.jpg
H8DCL-i-BDG.png
 4種類のバリエーションモデルがあり、ATXサイズ、最大256GBのメモリ、サーバ向けの拡張スロット構成です。
 このマザーも比較的レガシーなデバイスを使える様に考慮されているのが特徴と言えそうで、ASUS KCMA-D8とそっくりなI/Oパネルですが拡張スロット構成がPCIeの比率が高くRAIDカードや10GbEなどを複数挿す事を想定しつつもPS/2タイプのKVMを想定したサーバーファームがターゲットなのかもしれません。
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DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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