VIA QuadCore 搭載マザーのまとめ

ASRockからWSマザーが登場したというニュースが有るのでブログ的にはそちらを書くべきな気もしますが、気分的にはVIAマザーを書きたい気分で今日の記事はこうなりました。

冒頭からお知らせですが、VIA QuadCore でWindowsを使う場合はパッチが必要かもしれませんので御注意下さい。

40nm版 VIA QuadCore は VIA Nano x2 ダイを2個CPUボード上に搭載したBGAパッケージのx86-64互換CPUで合計4コアです。Windows 8.1 以降の動作要件を満たし、拡張命令はSSE4.1に対応、また独自の暗号化拡張としてVIA PadLockを搭載しています。追記:2015年に追加投入された28nm版 VIA QuadCoreはシングルダイの4コアでAVX2対応に成りましたが、パッケージは共通でマザーボードも同じ物が流用可能です(但しCPUはソケットではなくマザーボードに直接ハンダ付けされている為、CPU単体の交換には特殊な技能が必要です)。
chips-quarter.jpg
写真中央がQuadCoreです。デュアルソケットではありませんが見た目として双発電脳なので時々ブログで取り上げている素材です。
右側のコインは北米で日常目にする1/4ドルコインで、100円玉と500円玉の中間くらいの大きさ、つまりVIA QuadCoreは100円玉より若干大きいくらいのサイズです。


搭載マザー
筆者が確認しているQuadCore搭載マザー(CPU単体で購入しても個人でハンダ付けは困難です)は下記の4種あります。

EPIA M900 2x DDR3-1066 SO-DIMM / PCIe x16@x8sig / Chrome9HD DX9
EPIA-M900.jpg EPIA-M900-IO.jpg
x16スロットは通常よりIOパネル側に1枚分内側ですからATXケースですとx16スロットを使用するには何らかの加工が必要です。

EPIA M910 2x DDR3-1066 DIMM / PCIe x1 / Chrome9HD DX9
EPIA-M910.jpg EPIA-M910-IO.jpg
x1スロットはPCIスロットの後ろに続けて設置されているので利用するには工夫が必要です。
オンボードピンヘッダでCOMポートを6ポート、IOパネル側の2ポートと合わせて合計8ポートのCOMポートが使えるのが特徴と言えそうです。
電源がATXのものと、12V単一電源のものと2種類バリエーションが有りますので、注文する際には注意が必要です。

EPIA P910 1x DDR3-1333 SO-DIMM / 3x PCIe x1 / Chrome640 DX11
EPIA-P910.jpg EPIA-P910-IO.jpg
10cm × 7.2cm の極小マザーです。 x1 信号は特殊なコネクタを経由する為、PCIeスロットを使いたい場合は相応のバックプレーンを自作する必要がありそうです。電源は12V単一電源でバッテリ稼働も想定されています。

EPIA M920 2x DDR3-1333 SO-DIMM / PCIe x4(Open) / Chrome640 DX11
EPIA-M920.jpg EPIA-M920-IO.jpg
x4スロットは信号側の端がオープン形状なのでx8やx16カードも無改造で挿せます。但し電力的にはx16を挿す場合に注意が必要と思われます。とは言えQuadCoreを搭載するマザーの中では自作向けに最適なマザーと言えそうです。
USB3.0(IOパネル側と、オンボードピンヘッダで合計4ポート)と、DX11対応のオンボード(チップセット統合)Chrome640など機能面ではWindows8以降のOSにも十分対応したものに仕上がっています。


余談ですが、今年はVIAからx86-64の新CPUが登場する噂がありますので注目しているのですが、なかなか登場しませんね!?
追記:
2015年8~9月初旬頃に28nmの新CPUが登場した様です。


 
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No title

いいですね~。惹かれます。
ところでパーツショップとかにはおいてないですがどこで購入されています?(私の家が田舎だから?)

Re: No title

> ところでパーツショップとかにはおいてないですがどこで購入されています?(私の家が田舎だから?)

海外通販です

もし国内で扱いが有るとしたらオリオ辺りでしょうか・・・

eBayにも時々出ていますからセカイモン経由で落札すれば日本語対応してくれると思います

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: P910

> 実はこのたびEPIA-P910を購入してしまいました。

おぉ、チャレンジャーですね~

私は無難にP920を買いましたが、チップセットが同じですね。

> マンガン電池9本でそこそこ動いてくれます。

P910 は 12V-5A 仕様なので 9本という事は、過負荷で電圧降下が起きていると思われ、

マンガン電池だと単1を五本並列化して、それを更に8個直列で12Vにすると安定するのじゃないかな?と、しかし、その場合でも最大負荷を掛けると10分くらいで終了すると思います。

> 問題はバックプレーンなのですが。どうもコネクタが見つかりません。

EPIA-P910-A Front I/O extender の事でしょうか?

> 後は、1920x1200の表示ができないことですかねー。カスタム解像度とかできませんか?(笑)

私のP920は1920x1200で表示出来ています。同じチップセットなので出来ると思うのですが、ディスプレイとの相性があるのかも?

BenQのG2400Wで1920x1200P(プログレッシブ)です。

Re: P910

>>> 問題はバックプレーンなのですが。

今ふと思ったのですが、もしかして PCIe x1 スロットの自作を考えている!?
それは楽しそう!

コネクタはVIAに電凸するかMolexのカタログとにらめっこですかね・・・

No title

VIA QuadCoreってQuadCoreではなくQuadCPUですよね?
Windows7をインストールしたところHomeでは1、Proでは2コアしか使用されません。
これを使用可能にするのが例のパッチでしょうか?

Re: No title

> VIA QuadCoreってQuadCoreではなくQuadCPUですよね?

その通りです、どこかで記事に書きましたが、ACPIのSRATテーブルやCoreInfoを参照しても基本は4ソケット扱いです。

で、この記事の冒頭に掲載しているパッチを適用すると4コアに変更されます。

> Windows7をインストールしたところHomeでは1、Proでは2コアしか使用されません。
> これを使用可能にするのが例のパッチでしょうか?

その通りです。

パッチ適用でHomeでも利用出来るハズです。
プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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