Windows 10 Pro の起動とシャットダウンを高速化する方法


 Windows 10 Pro の起動とシャットダウンを高速化するには、高速化を禁止すると良い様です。

 何を言ってるのか判らなくなってしまいそうですが、高速化するには高速化を禁止するなんて変な話ですよね!?

 Windows 8.1 を常用されていた方々には既知の問題かもしれませんし、筆者も以前Windows8RCを試した時に洗礼を受けましたが、Windows 8 以降ではシャットダウンが実は休止状態への移行であり、起動は休止状態からの復帰です。これを回避するには完全シャットダウンという手続きをする必要があり、これをしないでいると(退避したメモリの状態とデバイスの状態に乖離が起きて)Windows10を普通にシャットダウンしてBIOS/UEFI設定を変更したり、パーツを組み替えたりすると動作が不安定に成ったりBSODが発生する仕様です。

 通常のシャットダウンでは休止状態へ移行する為、シャットダウンするにはメモリサイズに比例したストレージへの退避行動が必要ですからシャットダウンするだけで数十GBもの書き込みが必要で、その為SSDが加速度的に劣化しますし、起動するにはその逆に数十GBもの読み込みが必要となり遅くなってしまいます。が、MSはこれを高速スタートアップと呼んでいます。

 デュアルソケットマザーを使うと必然的に、半強制的に大容量メモリを搭載する事になりますが、一般の自作でも最近は8GBや16GBが普通になりつつあると思います。モバイルはそうでもないかもしれませんが、もう既にスワップファイルは不要な時代ですし、休止状態への移行に10GBものhiberfil.sysファイルにメモリ内容を退避する様な動作を毎回行うのが高速スタートアップだなんて変ですよね!?筆者のメインマシンはメモリが32GBですから休止状態への移行は真剣に辞めて欲しいですし、SSDですからコールドブートの方が早いのです。

 そこで、徹底的に休止状態を禁止する設定を備忘録として書き残しておきます。但し、Windows8.1Updateで休止状態を禁止すると不安定になる様な情報がありましたのでWindows10でも不安定に成るかもしれませんから御注意下さい。とは言え筆者の様にデバイスの構成を頻繁に変更する人にとっては休止状態は百害あって一利なしです。モバイルの様にたくさんのアプリを起動した状態のまま電源OFFにしたい場合は休止状態も重宝するとは思いますが・・・って以前も似たような記事を書いた気がするけど忘れてしまった・・・

ステップ1:
C:\Windows\system32\cmd.exe を管理者として起動し Hybernate を OFF ( powercfg /H off ) を実行。
%SYSTEMROOT%\System32\cmd.exeと書くのが正式ですが、%SYSTEMROOT%が理解できる人なら逆も理解できますよね?
Win10Hyboff.png

ステップ2:
 BIOS/UEFIでACPI S1~S3モードをDisableにします。設定方法は各々のマザーボードで異なりますからここでは省略します。しかしDisableにしなくても休止状態はOFFに出来るので、このステップは飛ばしても構わないかもしれません。

ステップ3:
 電源ボタン設定を変更します。
Powercfg1.jpg
Powercfg2.jpg
 通常は、ここに高速スタートアップ云々が表示されますが、ステップ1~ステップ2を実施すると表示されなくなります。
Powercfg3.jpg
これでスタートメニューの電源がシャットダウン(完全シャットダウン)と再起動(完全再起動)のみになります。パスワードロックはお好きな設定でよいと思います。
Powercfg4.jpg

ステップ4:
 詳細設定
Powercfg5.jpg
Powercfg6.jpg
Powercfg7.jpg
Powercfg8.jpg
Powercfg9.jpg
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR