VIA QuadCore-E 2.0GHz


先日の記事にも書きましたが、やはり VIA がx86-64互換の新CPUを出した様で、既に海外のサイトでは販売が始まっています。恐らく2014年にベンチマーク情報がリークされたIsaiah IIと思われます。

追記:
その後、購入して色々試した結果を記事にしています

EPIA-M920ラインナップ
ModelName CPU Clock
(GHz)
Core/
Thread
Process Extended
Instruction
Cooling Price($)
EPIA-M920-10E Eden X2 1.0 2/2 40nm SSE4.1 fanless 220-280
EPIA-M920-12Q QuadCore 1.2 4/4 40nm SSE4.1 fan (終息) 300-360
EPIA-M920-16QE Eden X4 1.6 4/4 28nm AVX2 fanless 290-340
EPIA-M920-20Q QuadCore-E 2.0 4/4 28nm AVX2 fan 300-350

 上記のラインナップは、ローカル保存してあったマニュアル v1.04 と、先日ダウンロードした最新マニュアル v2.03 を参考にして書いています。40nm品と28nm品ともにNanoBGA2パッケージでピン互換の様です。

EPIA-M920-20Q Mini-ITX 8層基盤 0℃~60℃
EPIA-M920.jpg EPIA-M920-IO.jpg

 拡張スロットは PCIe x4 1本ですが、オープンエッジタイプのスロットですから x16 カードも物理的には無改造で挿す事が出来ると思います。片道1GB/s、双方向2GB/sの帯域は、ほとんどの用途で不足なく、極限を求めない限り普通に利用出来ると思います。ノース統合型GPUのChrome 640はDirectX11やOpenCLやH264デコーダ等に対応し2本のHDMIポートなどで最大2画面に対応しています。

 あまり宣伝してないばかりか、VIA や Centaur の HP でも News などが一切掲載されておらず、搭載製品のスペックだけがひっそり更新されているところが少し気になりますが、事前情報の通り Isaiah II の様でCPU-Zの表示では AVX2 対応です。もしかしたら幾つかの機能を Disable にしているのかもしれず、しかし少なくともクロックは 1.2GHz -> 2.0GHz に向上していますので、IPC が低下していなければ結構早く成っているハズです。Intel が Skylake を使った IoT を大々的にマーケティングしている為、VIAは積極的にマーケティング出来ないのかもしれませんが、USBを排除する方向の筆者としてはUSBに依存する IoT は視界の外です。

ブランディングとして、以下の法則が有る様です。
 ・ファン無し:Eden
 ・ファン有り:Nano
 ・ファン有り4コア:QuadCore

 28nm版は起動時にマイクロコードを切り替える事でARMとしても動作可能という情報もありますが、マニュアルにはARM関連の情報が有りませんので、ARMとしては動作しない様です。

 USBを排除し、レガシーデバイスで固められるという意味では Vortex86 DX3 と伴に、しばらく注目しておこうと思います。EPIA-M920 は Vortex86 DX3 ほどではないですが、USBを使わないレガシー環境の構築が出来る貴重な(かつ長期供給)パーツとしても価値が有ると思います。

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DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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