Areca RAID カード


 トピックとして、5年前に終息したARC-1110/ARC-1120復活している事を掲載しておきます。レガシー鯖などで根強い人気やメンテ需要が有るのかもしれません。発売から10年以上経過しておりますのでIT業界では有り得ない程に物凄い長寿です(しかも当時のRAIDアレイを現行品や最新製品に無造作に差し替えても挿す順番などお構い無しに即時動作する互換性の高さが有ります)。
 その背景として、IntelがMarvellに売却したハズのXScale事業のうちIOPシリーズは未だにIntelが出荷し続けている!?事があげられると思います。この辺りの事情には詳しくないのですが、WikipediaによりますとXScale事業のうちPXAプロセッサのみを売却しており、IOPは手放さなかった様です。

 Areca が新しい世代のRAIDカードに競合他社の LSI-Logic(現:アバゴ)製 RoC を採用した理由は、Intel が XScale 事業をMarvellに売却した為でしたが、XScaleの開発部隊は売却したものの既存のIOPを作り続ける権利は温存したという事なのかも?しれませんね。(LSI-Logicは当時LSIでしたが、電子部品としてのLSI(大規模集積回路)と名前が紛らわしいので、あえて旧社名を書いています)。なんだか売却だの統合だの買収だのと忙しいですね。

 筆者は、ArecaがRAIDカード搭載チップをIntelのIOPからLSI-LogicのSoCに移行した際にRAIDアレイの互換性は失われてしまうだろうと悲観していたのですが、そんな事は無く、2005年発売の初代RAIDカードARC-1120(Intel IOP 331搭載)で作成したRAIDアレイを2011年に発売されたARC-1882i(LSI-Logic DualCore RoC搭載)に差し替えても難なく動作しました。しかし逆に新しいRAIDカードで拡張機能を使って作成したRAIDアレイのいくつかは旧RAIDカードでは動かないかもしれません。

 Areca の RAID カードを一覧に起こしてみました。後ほどJavaScriptを使ったRAIDカード選定ツール的な物を作ってみようかと、思い付きで書いてますので実現するか?FC2ブログで思い通りJavaScriptが動くか?など不明ですが・・・

RAIDカード選定ツール(プロトタイプ:未だ機能しません
HOST I/F ( 下位互換あり )

 

 

   

  ※ 帯域(MB/s 或は GB/s)は上限値であり、通常はこの値以下の速度しか出ません

デバイス数(SAS版はポートマルチプライヤ経由で128台以上の接続が可能)

  内蔵:    

  外付: 

デバイスタイプ ( 下位互換あり )

  

   

コネクタ形状

  

  

  

  ※ コネクタ形状:

   SFF-8470 Latch / SFF-8087 / SFF-8088 / SFF-8643 / SFF-8644

キャッシュサイズ

     

   

販売状況

   



選定ツールが未だ動作しませんので下図は全リストです。
ArecaList.png
 リスト化して改めて思うのですが、結構ありますね、元々自分用にEXCELで書いたリストです。相場価格なども書こうと思っていますが調べるのに結構時間が掛かりそうで・・・しかし、この手の製品は価格変動が少なく、IT製品にありがちな半年後に半額という様な激しい価格変動はありません。

 NVM-Expressが登場した今、何の為にRAIDカードを?と思われるかもしれませんが、未だしばらくは枯れて高速かつ使い慣れたRAID-6を使い続けたいのです。
 更に3DXPointの様なDIMMスロットに挿すタイプのSSDが登場する(ASUSASRockのNVDIMM対応マザーなら既に対応しているのかも?)雰囲気があるので、RAIDの立ち位置も変化してゆくと思います。CPUに封入されたHBMやeDRAMがメインメモリに成り、DIMMスロットは2次メインメモリ(DDR4など)又は1次ストレージ(NVDIMM形式のSSD)が共存出来る様になり、SATA/SASやNVM-Express/RAIDに挿したSSD/HDDは2次ストレージに成るのではないかと思います。
 HBMやeDRAMは容量固定なので増やしたい場合にはDIMMスロットにRAMが必要ですし、DIMMスロットは高速でも物理的な上限(チャネルあたり2~3枚)が有る為、限られたDIMMスロットにRAMとSSDの配分をして、そこに収まらないストレージ容量を扱う場合にRAIDやNVM-Expressが必要になると思います。裏返せば8GB程度のメインメモリと100GB程度のSSDで充分なユーザーにはSATAやNVM-Expressは不要に成ると思います。

 記事とは無関係な話題ですが、NSA及び英国GCHQ(英国のNSA相当機関)はセキュリティソフトのカスペルスキーを法律で禁止されたリバースエンジニアリングによって解読し、カスペルスキーのユーザ端末に侵入を試みて追跡している様です(情報ソースはスノーデン氏の持ち出した機密文書)。
 政府機関が非合法活動をしているのに、国民には法を守れというのは、どうなんでしょうね・・・これで法治国家と言えるのでしょうか!?
 また、Microsoftは個人情報を収集し統計分析する仕組みを作った会社を買収したらしいです。こちらはソース不明。

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No title

わあ、本当に1984の世界以上

Re: No title

カスペルスキーを解読しているという事は、ノートンやMSEはNSA専用バックドアが予め仕込まれているので解読の必要が無いって事かもしれませんね・・・

今までは都市伝説やトンデモ陰謀論として片付けられていたエシュロンの実在がエドワード・スノーデン氏の告発により白日の下に曝されましたが、法的に禁止された活動を行うエシュロンに付いて真面目に問題視している人は少ないのか?それともGHQが行った秘匿検閲の様に危険視する意見をメディアが黙殺しているのか?

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DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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