新しくなった memtest86

 自作PCや改造PCで必須とも言える memtest86 が筆者の知らない間に色々と変わっていました。

 memtest86 は、頻繁に最新版をDLして試す様な物でも無いと思いますので、今までこの事態を知らなかった人も多いと思います。筆者もその一人で、以前作成したCD-ROMやUSBメモリやフロッピーを使い続けて問題無く使えていましたので、あえて最新版をチェックしていなかったのです。

 大きな変化としては、2013年に著作権者がPassMark社に権利を売却、売却完了とともにmemtest86が商標登録され、有料化(機能限定版は無料)、オープンソースだった既存のソースは凍結され、UEFI対応/GUI装備(日本語にも対応)の別物を新規に作り直し MemTest86 Ver5 として販売(現在のバージョンは6.2.0)した様です。

 歴史的経緯から本家(memtest86)と分家(memtest86+)が有り、PassMarkによる買収が完了する2013年まではオープンソースで開発が進行していましたが、オリジナルソースを元にした物は買収により両方とも開発停止している様です。

 下図は、オリジナルの最終版4.3.7にてチェックした際のLLCとメインメモリの速度です(但しHaswell以降はmemtest86+ v5.01最終版もしくはUEFI版でのみ対応しています)。memtest86による速度計測は理論値よりもかなり低い速度ですが、恐らくSIMD系の命令セットを使って全コアを使用したマルチスレッドによる最大負荷を掛けないと理論値に近い値は出せないのだと思います(memtest86はマルチコアやマルチソケットに対応済みですが、実行コアを順々に交代してゆくシングルスレッドでチェックしている様です)。
memtest86-5-speed.png

 あと、やはりBulldozer(表はAbuDahbi)のLLCが異常に遅い事が判りますね・・・メインメモリよりも遅いLLC、しかも巨大な面積を必要とするLLC、OC耐性は低くて良いので、LLC高速版や1モジュール1コア版を出荷して欲しかったと思うのは筆者だけでしょうか?何か設定変更でLLCを倍速化出来るオプションでもあると良いのですが・・・


 
 
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DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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