君の名は。

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海外生活(と言っても毎月帰国していますが)も1年近くになる筆者ですが、先日、現地で知り合いになった人に誘われて『君の名は。』を現地映画館で観てきました。

日本語音声に現地語字幕でしたので普通に見る事が出来ました。

ヒットするだけあって見応えのある内容でしたが感想は割愛させて頂きます。



感想無しに何の記事か?と思われたかもしれませんが、私を映画に誘ってくれた人(20代女性)からの質問に考えさせられた事が有りましたので自作PC(本来のブログ)とは無縁ですが記事として残しておきます。

彼女は日本語を勉強中の新卒事務職で、私がレストランで日本語を話していたのを隣の席で聞いていて向こうから声を掛けられたのがきっかけで知り合いに成りました。つまりネイティブ日本語スピーカーである私と日本語で会話をして日本語に慣れたいという事です。

会話は、こんな感じでした。

彼女:「君の名はの『君』は、どういう時に使うのですか?」

私:「普通は友達かな?」

彼女:「では、私の友人(女性)にも『君』で良いですか?」

私:「う~む、女性どうしではボーイッシュな場合を除いて使わないかな・・・」

彼女:「では、どんな相手に使うのですか?」

私:「男性どうし、男女間、上司から部下、先輩から後輩、かなぁ・・・」
私:「部下や後輩が、上司や先輩に向かって『君』と呼んだら失礼に思う人も居るので気を付けてね」

彼女:「日本の国歌は『君が代は。』ですよね?」

私:「えっ!? そうなんだよね・・・」

ここで説明に困ってしまいました。

私の中学時代の社会科の教師から「君が代の『君』は天皇の事で、天皇を褒めてる軍国主義の歌だから歌うな」と度々重ねて教育された強烈な記憶以外に君が代の意味を学校で教わった記憶が私には無いのです。

ネットで調べたところ古今集七巻三四三番が元ネタらしいのですが、これの更に元ネタが有るらしく、誰かが後付けで天皇と言っているだけで、解釈次第で誰にでもなる歌、歌う人の気持ち次第で意味が変わる歌、大切な人に贈る歌だと思うのです。

では、君が代の「代」に付いてですが、これも天皇の治世に限定される意味ではなく、「親の代から」や「先祖代々」の様に一般家庭に付いても「代」という字は普通に使われている訳で、特別に天皇限定という訳ではないと思います。

そもそも、天皇は昔、わが君というより大君(おおきみ、大王)と呼ばれていたはずです。わが君とは、私(我)にとっての親しい人を指し、皇太后が「わが君」と言った場合には天皇の事を示すのかもしれませんが、一般市民が「わが君」と言った場合は妻や夫や娘や息子或いは親友などの事だと思うのです。上司や先輩を君とは呼ばない様に、天皇の事を一般市民が君と言うでしょうか?私なら大君と言うべきではないかとは思いますが、君ではちょっと違うと思うのです。つまり「大君が代」なら天皇の事を称える限定歌だと思うのですが「君が代」ですから、大切な人全てを包摂した一般名詞でしょう。

人間の寿命に付いて化学的理解が無かった古今集以前の時代に、産れたばかりの名も無い自分の子供にどうか末永く生きて子孫が代々繁栄して欲しいと願う切実な気持ちを歌にしたら、こういう歌になると思うのです。或いは子供が無くとも、親しい間柄にある人や、一人で山籠りしている人なら御釈迦様でも良いでしょう。

『君の名は』 と 『君が代は』

社会科教師の偏屈な押し付け教育を忘れて、『君の名は。』を観た時の気持ちと同じ気持ちで『君』という字を読んで『君が代』の歌詞を読むと、国歌として、これ程素晴らしい物は無いのでは?と思うのです。

というか、簡単に言えば日本の国歌は純粋無垢な心で見れば「子孫繁栄の歌」だと思うのです。それを後付けの勝手な解釈で否定して歌うなって教職員が教えるのはちょっとね・・・

大切な人に捧げる子孫繁栄の歌だよと学校で普通に教えて欲しいものです。


 
 
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Re: No title

> 主君もまた国民一人一人あるいは民を思い願う気持ちが伝わってきます。

そうですね。

国と比較すると5~6桁ほど少ない規模ですが私も法人経営をしているので、皆さんの事を考えながら日々過ごしています。

国歌をちゃんと理解して歌っていれば、地域社会や会社の運営なども総じてうまくいくと思うのです。
プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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