Ryzen7 を Windows7 で

AMD Ryzen7 で Windows7 が動作するか?試しました。結論を言えば動作しますがMSがWindowsUpdateを阻止してきました
 ->デュアルソケット・ザ・ワールドの目次は こちら へ。

用意する物
 ・Windows7 64Bit SP1 インストールメディア(DVD)
 ・DVD-Rメディア(データ用)1枚と書き込み出来るPC
 ・SATA接続のDVDドライブ(又はブルーレイドライブ)
 ・SATA接続の新品SSD(又はHDD)
 ・PS/2ポートの有るAM4ソケットマザー
 ・PS/2接続のキーボード and/or PS/2接続のマウス
 ・Ryzen7、DDR4-DIMM、DX9c以降に対応したグラボ
 ・M.2を使う場合、Win7用ドライバの有る物を選択すると楽です。

手順
 0)別のPCでチップセットドライバをダウンロードしてDVD-Rメディアに書込
 1)ネットに接続しないで下記7)まで実行
 2)SATA ポート1にSSDを接続
 3)SATA ポート2にDVDドライブを接続
 4)その他は普通に組み上げて下さい。
 5)起動後BIOS/UEFIのBOOTメニューで起動順をSATA SSD最優先、次にDVD
 6)DVDドライブにWin7インストールメディアを入れてクリーンインストール
 ->M.2にインストールする場合、M.2ドライバをSATA SSDに入れ起動順はM.2優先
    Win7のインストール先を選択する際にSATA SSDからM.2ドライバを読み込む
 7)インストール完了後にDVD-Rに書き込んだチップセットドライバをインストール
 ->USBが利用可能に成る。
 8)ウイルス対策ソフト導入とWindows7のUpdate(DVDやUSBなどから入れる) 
 9)ネットに接続し、他に必要なドライバ類やソフト等をインストール。
 10)負荷テスト等を実施。

今回、筆者が利用したパーツ類のリスト
 CPU:AMD Ryzen7 1700 39,800円 (秋葉店頭で新規購入)
 MEM:店員に選定して頂いた8GB DDR4 8.700円 (秋葉店頭で新規購入)
 M/B:ASRock Fatal1ty AB350 Gaming K4 12,800円 (秋葉店頭で新規購入)
 M.2:Intel 600P 128GB 8,500円 (秋葉店頭で新規購入)
   ->Win7用ドライバが無い為KB2990941で対応
 SSD:Corsair MX300 275GB 10,000円 (以前、他の用途で購入)
 光学:Buffalo BRXL-16FBS-BK (21号機用のストック)
 電源:Corsair HX1000i 28,000円 (21号機:Naples + Vega10 用として購入)
 GPU:AMD Radeon R9-nano (昨年20号機用に衝動買い
 K/B:Gateway2000 G6 付属PS/2キーボード (20年以上前に購入
 マウス:Logitech M570 (以前より常用、チャタリング対策でスイッチ交換)
 ディスプレイ:BenQ G2400W (以前より常用)
 PCケース:MT-PRO 2500 マザーボード取り付けベース(まな板として利用)

Ryzen.jpg
 
Win10を使わない事に決めた筆者はWindows7のサポートが終了する2020年までにネット接続する端末は全てLinuxに移行する事に決めています。スマホのAndroid同様にPCでもLinuxが一般に普及する事を願っていますし、既にスマホやタブレットが有ればネットは充分な時代ですから、Windowsを入れたまま動体保存する機体はネットから隔離する予定です。

Windows7のインストーラは標準ではUSB3とM.2(NVM Express)に対応していない為、USB2世代のチップを搭載していないRyzen7対応マザーで組むとSkylake以降と同様にインストールが困難で、USBキーボードやUSBマウスを受け付けなくなります。その為、インストール初期にPS/2キーボードと、PS/2マウス、又はシリアルマウスが必要になります。

筆者が入手したマザーに添付されていた印刷物(日本語マニュアル)によるとBIOS/UEFIの設定項目の中に Legacy USB サポートや AHCI/IDE互換の切り替えなどのメニューが有るのですが、実際のBIOS/UEFIでは、これらのLegacy対応項目が全て削除されているのです。Win10へ強制移行させる為にM$の圧力で削除されたのか?それともCPU内蔵USB3コントローラ(ASmediaが設計したらしい)の問題によるのか・・・TigerMPX初期ロット(B1ステップ)の再来か?とも言える状況です。

USB3(xHCI)対策の抜け道(例えばWin10を入れてからWin7のインストーラを起動する、他の機体で途中までインストールする、GIGABYTE Windows USB Installation Toolなどのマザーボードメーカが提供するツールを使う、など)は幾つか有ると思いますが、可能な限り正攻法(筆者が思う正攻法)でのクリーンインストールを目指してみました。

M.2 と USB3 関連で苦労しましたが、その他は普通に動きました。 
Ryzen7Screen.jpg

CINEBENCH R15 では Sandy-EP 16コア/16スレッド@3GHz(TB-ALL) の結果を Ryzen7 1700 8コア/16スレッド@3GHz(定格)のスコアが上回っています。
 
Windows7のスケジューラはちゃんと物理CPUに優先的にスレッドを割り当てしてくれます。

並列演算のピーク性能はHaswell-ep以降のハイエンドCPUには負けるものの、Sandy/Ivy世代には充分勝てますし、Haswell以降とも最適化次第で簡単に逆転するでしょう。。

グラボは、動作チェック用のローエンド品を使っていましたが、その後、昨年購入したR9-nanoに換装してみました。
IMG_20170314_164738.jpg
Ryzen7eqin.jpg
 
電源が無音な事もあり全面的に空冷でありながら、Ryzen7付属クーラやR9-nanoもほぼ無音で、エアコンや冷蔵庫や時計の僅かな音が良く聞こえてきます。
 
 
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Re: No title

> これからWindows7に対し何かしらのことが行われ安定環境がなくなるかも知れません。
> まもなくWindows10のメジャーアップデートが控えているためです。

私はMSがスパイ行為を辞めない限りwindows7が最後と決めているので、いずれにしろ、そろそろ全面的にLinuxに移行しようと考えて居ます。Linux上の仮想pcでwindows7が動くので何も問題無しです。

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Re: No title

> 可能であればこうしたLinuxとセキュリティ対策ソフト関係等、これからWindowsから脱却する方々向けの記事もあればと少し感じました。


そうですね。
タブレットでAndroidを使うというのがLinuxを簡単に始める早道ではありますが、ここは自作PCのブログですからね。

自作PCで個人情報の漏洩を防ぐという点を配慮した場合のLinux導入という視点で、私自身のLinux移行の様子に付いて今後記事を書いてゆこうと思います。

ありがとうございます。
プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて20台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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