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PentiumM の Windows 8 / 10 対応状況

Dothan C0 ステップ以降で 32bit版のWindows8 /10 に対応しています。
逆に言えば Banias と Dothan Bステップ以前は対応していません。

意味が判らない人は PentiumM は買い換え時期を過ぎて消費期限が切れていますので今すぐ買い換えて下さい。メルトダウン と スペクター の対策が出来ません。

終了

としたいところですが、なんとなしに、つらつら書いてみます。

筆者はデュアルソケット専門の自作erなので本来 PentiumM はブログ対象ではありませんが、デュアル対応Yonahとも言えるSossamanの生い立ちを語る上で PentiumM を避けて通れない為に時々PentiumMに触れる記事を書きます。その流れで先日コメントを頂いたこちらの記事に付いて補強する目的で、今回は新たに記事を起こしてみました。

まず、PentiumM には Banias と Dothan という大きく2種類あり、更に Dothan には A0 から C1 ステップまでの世代が流通している様です。A0やA1はES品、A2は限定的に先行リリースされた物が流通しているのかもしれません。

発売時期的には
 2001年   Tualatin PAE 対応 / NX bit 未対応
 2003年3月 Banias  PAE 非対応 / NX bit 未対応
 2004年6月 Dothan B0 / B1 PAE 非対応 / NX bit 未対応
 ----- PAE と NX bit 対応可否の壁 = Windows8 /10 対応の壁-----
 2005年1月 Dothan C0 / C1 PAE 対応 / NX bit 対応

という流れがあり、2005年以前に発売された Pentium M は Windows 8 / 10 に対応していませんが、それ以降に発売されたものは対応している可能性が有ります。可能性があると書いている理由は当時未だBステップ品以前の物も流通していたからです。

自分のCPUはどのタイプか知りたい場合はcpu-zを使い Code Name と Revision で確認します。

Dothan C0 / C1 ステップにも FSB400MHz版が有りますので、FSBが400だからという理由でOSの対応可否が決まる訳ではありませんが、DothanのAステップとBステップには FSB 533 のモデルが無い為、FSB が 533 の Dothan なら確実にC0ステップ以降の品で Windows 8 / 10 に対応していると言えるのだろうと思います。ですが逆に FSB 400 の場合は Bステップ以前とCステップ以降が混在している為、対応の可否がFSBだけで判明する訳ではないと言えます。CPUが対応していてもマザーやBIOSが対応していない可能性もあるかと思いますので御注意ください。というか冒頭に書きましたとおりPentiumMはネットにつなぐべき物では有りませんので古いOSのままスタンドアロンで利用するか早々に買い換えるべきです。
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No title

LinuxやBSD等なら、Baniasでも未だネットに繋げられる気がする。

> 2003年3月 Banias  PAE 非対応 / NX bit 未対応
Ubuntu開発者の報告によると、BaniasのPAE機能(の欠如)はCPUフラッグの誤表示によるものだそうです。
PAE - Community Help Wiki
https://help.ubuntu.com/community/PAE
裏を返せば、PAE用命令セット自体は問題なく実装されており、CPUフラッグをOSに無視させることにより、PAE機能をBaniasで利用できるようです。

Re: No title

> Ubuntu開発者の報告によると、BaniasのPAE機能(の欠如)はCPUフラッグの誤表示によるものだそうです。
> PAE - Community Help Wiki
> https://help.ubuntu.com/community/PAE

昔からCPUには裏命令や裏機能という物が有り、筆者も初号機
http://dualsocketworld.blog134.fc2.com/blog-entry-16.html
を使っていた当時、裏命令対応の自作アセンブラ&逆アセンブラを作った経験があります。

裏命令とは公式には対応していないけれども動作する命令です。
そういった命令は何らかのエラッタに起因して公開されていなかったり、テストが不十分の為に公開されていなかったり、政治的な理由やマーケティング的な理由など多岐に渡る大人の事情により公開されていないものです。

Baniasの場合はP6の系統ですが、1世代前のTualatinまではP6初代PenPROから一貫してPAEに対応していましたので、何もしなければPAEは元々搭載されている機能です。

TualatinとBaniasの大きな違いはFSBがP6バスからP4バスに変更された事、Micro-OPs Fusion対応、分岐予測改良、スタックエンジン搭載などですが、これらは全てPAEと深く関係(つまりアドレッシングに深く関係)していますので、これらの改良点とPAEの組み合わせのうち、どこかにエラッタが存在し、かつ、モバイル用途では当時はPAEが不要だった事などから、意図してPAEをDISABLEして出荷しているのだと推察します(Ubuntu開発者の推測が当たっている可能性もありますが)、いづれにしろ公式にはPAEに対応していません。

当時のIntelはサーバ市場をAMDに喰い荒らされ挽回に必死に成っていましたがNetBurstではK8に勝てない為、IPCが改善されK8に勝てる可能性が高まったPentiumMをサーバ市場に投入する計画が立ち上がり、その一環で上記したエラッタを改修してPAEを復活させる必要性が高まり(サーバではPAEが必須の為)DothanのC0ステップ時点でエラッタの改修が終わりPAEを復活させたというのが経緯だと推測しています。そして次のYonahでは実際にサーバ市場に大量に投入されK8に奪われた市場を一部挽回しました。私の推測は全然当たって無い可能性ももちろんありますが、時系列的には、そう考えると合点がゆきます。
プロフィール

DualSocketTheWorld

Author:DualSocketTheWorld
自作を始めて二十数台目くらいになりますが、最初からデュアルソケット限定(始めた当時はデュアルスロット)で自作しており、近年になってAMD K6を試したくなりSocket7でK6-2+のシングル構成で組んだのがシングル初です(以降、Bull/nano/Ryzenと数台仮組レベルで組んでいます)。

シングルマザー(含:シングルソケットマルチコア)や4ソケット以上の自作は基本的にしませんし、メーカー製PCの改造も基本的にはしません(ノートPCのSSD化くらいはしますが・・・)

基本路線はワークステーションと呼ばれる分野での自作で、OSもWindows系であればProfesionalが主な対象に成ります。

ゲーマーの様なOverClockは行わず、WS路線としてハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせで定格或いはDownClockで発熱を抑えつつ、その時のアーキテクチャに置いて爆速かつ静音を目指し、30年以上の長期に渡り稼動状態をキープする事を目指します。

※基本的にリンクフリーです。どこでも自由にどうぞ。

※画像は時々変ります。

※お決まりの文章ですが、改造は個人の責任で行ってください。ここに記載された情報は間違いを含んでいる可能性が有り、それを元に製作や改造などをして失敗しても筆者は一切責任持てませんので悪しからず。

筆者略歴:
小学生時代にゴミ捨て場で拾ったジャンクテレビ数台を分解して部品を取り出し真空管アンプを自作、中学生時代にPC8801mkⅡsrでZ80アセンブラを始める。社会人になって初のプログラムは弾道計算、後に医療系・金融系プログラマ~SEを経て100~200人規模プロジェクトのジェネラルマネジャを数年経験、独立して起業。現在は不動産所得で半引退生活。
(人物特定を避ける目的で一部経歴を変更しています)

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